『マインクラフト』の新アイテム「ネザライトのオウムガイの鎧」が全然入手できないと話題に。とにかくガチでレア

Mojang Studiosは12月10日、『マインクラフト』の最新アップデート「マウント・オブ・メイヘム」を配信開始した。同アップデートにより追加された新アイテムの「ネザライトのオウムガイの鎧」が極めて入手しずらいとして、さっそくユーザー間で話題となっている。

『マインクラフト（Minecraft）』は、Mojang Studiosが手がけるサンドボックスゲームだ。PC向けの「Java版」とコンソールやスマートフォンでもプレイ可能な「Bedrock版（統合版）」のふたつのエディションが存在。また本作では、従来よりも小規模なアップデートを「ゲームドロップ」として年に複数回配信する形態がとられている。今年はこれまで「スプリング・トゥ・ライフ」「チェイス・ザ・スカイ」「銅の時代」の3つのゲームドロップが配信されてきた。

そして12月10日、第4弾となるゲームドロップ「マウント・オブ・メイヘム」がリリース。このアップデートでは、これまでJava版スナップショットやBedrock版プレビューを通じてテストされてきた要素がまとめて実装された。「オウムガイ」や「ラクダハスク」などの複数の新モブのほか、ウマなどに乗りながら真価を発揮する新武器「槍」が追加されており、騎乗関連の要素が拡張されている。

そうした中で、現在コミュニティでは、新たに実装された「オウムガイの鎧」が注目を集めている。「オウムガイの鎧」はその名の通り、飼いならしたオウムガイに装着することのできる防具アイテムで、オウムガイの耐久力を上昇させてくれる。強さの異なる5種類が用意されているが、そのうち最上位ランクに位置する「ネザライトのオウムガイの鎧」の入手難度が高いと話題だ。

4種類の「オウムガイの鎧」は、海や砂浜のバイオームに生成される難破船・海底神殿・埋もれた宝といった構造物のチェストからのみ手に入る仕様。そして「ネザライトのオウムガイの鎧」は他のネザライト系アイテムと同様に、「ダイヤモンドのオウムガイの鎧」を入手したのちに、ネザライト強化の鍛冶型とネザライトインゴットを用いて作成することができる。そのコストもさることながら、問題となるのは「ダイヤモンドのオウムガイの鎧」の入手確率。海の構造物をたくさん巡っても、チェストからまったく出現しないとのユーザー報告が寄せられている。そもそも「銅のオウムガイの鎧」や「鉄のオウムガイの鎧」ですらなかなかお目にかかれないといった状況のようだ。

こうした反応は、スナップショット時点から囁かれており、海外ストリーマーのcamman18は「ダイヤモンドのオウムガイの鎧」を「THE NEW RAREST ITEM IN MINECRAFT（マインクラフトにおけるもっともレアな新アイテム）」と表現。「ネザライトのオウムガイの鎧」を入手するまで終われないという配信をおこなっていた。

ちなみに有志調査によると、「ダイヤモンドのオウムガイの鎧」の入手確率は約1.1％とされている。海洋バイオームを冒険していれば難破船などはそれなりに見つかるものの、そこに生成されるチェストから出る確率は極めて低いということが分かる。

なお入手方法がチェストからのみという点では、馬の防具である「馬鎧」と同じ。ただし、馬鎧は村をはじめ、さまざまなバイオームに生成される構造物のチェストから入手でき、確率も構造物によってはかなり高く設定されている。必要数以上に手に入ってしまい、拠点のチェストに大量の馬鎧が眠っているという状況を経験したことのあるプレイヤーも多いはず。今回のアップデートにより「ネザライトの馬鎧」も新たに実装されたが、「ネザライトのオウムガイの鎧」とは入手難度が大きく異なりそうだ。

新たなレアアイテムとして注目を集めている「ネザライトのオウムガイの鎧」。入手すれば大きな達成感が得られるだろう。とはいえ、あくまでもオウムガイ専用の防具であるため、実際のところサバイバルでは重要度はあまり高くないとみられる。実用性はあまりないようだが、さっそく“入手がもっとも難しい”とも囁かれているアイテムとあって入手に挑戦する価値はありそうだ。

『マインクラフト』Java版はPC向けに配信中。Bedrock版はPC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/iOS/Androidなどに向けて配信中だ。