『エルデンリング ナイトレイン』新DLC「The Forsaken Hollows」の沼は、毒だけじゃない。出血も、睡眠もあり色とりどり

フロム・ソフトウェアは12月4日、『ELDEN RING NIGHTREIGN（エルデンリング ナイトレイン）』のDLC「The Forsaken Hollows」を発売予定。本DLCでは、“毒だけではない沼”が登場するという。なお本稿は発売前のDLCの内容についての言及を含むため閲覧には留意されたい。

『エルデンリング ナイトレイン』は、『エルデンリング』をベースとするサバイバルアクションゲームだ。1人～3人プレイに対応している。プレイヤーは夜の脅威にさらされるリムベルドにて、「夜渡り」として3日間を生き延びなければならない。リムベルドでは挑戦するたびに拠点や敵の場所、入手できるアイテムなどが毎回変化。過酷な2日間を乗り切り、最終日に待つ「夜の王」との戦いに挑む。

DLC「The Forsaken Hollows」では新たな夜渡り「葬儀屋」と「学者」が実装。2体の標的と、新しい地変「大空洞」も追加されることになる。今回はそうした新要素について紹介する「『エルデンリング ナイトレイン』DLC直前緊急生配信」が放送。このなかではDLCにてリムベルドに出現するようになる“沼”の詳細も明かされている。

本放送にはフロム・ソフトウェアにて宣伝・制作を担当する北尾泰大氏が出演。同氏によってさまざまな要素が紹介された。このなかでは新たな攻略拠点「湖沼」が披露。さまざまな状態異常のある「沼」を擁する攻略拠点であり、出血の沼や睡眠の沼があると明かされている。

本DLCに「毒沼」が登場することについては、本日未明に解禁された海外メディアGameSpotのインタビュー記事にてひと足早く明らかになっていた（関連記事）。毒沼と言えば、『ダークソウル』シリーズをはじめとするフロム・ソフトウェア作品に登場するおなじみの要素。特に代表取締役社長・宮崎英高氏の“毒沼愛”は有名であり、同社の十八番としてプレイヤーを苦しめ、愛憎入り混じる感情を向けられてきた（関連記事）。

ただ、あわせて公開された先行プレイ動画では“毒らしからぬ色”の沼も映し出されており、インタビュー記事での言及とあわせて、別の状態異常になる沼があることへの反応も一部ユーザー間で寄せられていた。今回は北尾氏によって、さまざまな状態異常のある沼が登場することが改めて明言されたかたち。

なお本作の発売前には作中に「毒沼」がないことが示されており（関連記事）、今回北尾氏も当初はディレクターの石崎淳也氏が毒沼を入れない方針であったと言及。ただ石崎氏も宮崎氏のもとで育ったゲーム開発者であるため「変なところに影響されちゃった」のではないかと推察している。

ちなみに「湖沼」は沼地帯がメインというよりは、入口部分から地下に入ったりと、既存の攻略拠点「遺跡」がより立体的になったようなエリアとなるそうだ。沼が毒であれば、毒の武器が入手しやすいといった特徴もあるという。また拠点内にはやはり、フィールドボスも待ち受けているとのことだ。

このほか「『エルデンリング ナイトレイン』DLC直前緊急生配信」では、実際のゲームプレイの様子も交えながらさまざまな要素について紹介されている。ひと足早くDLCの内容を知りたい人はチェックしておくといいだろう。

『エルデンリング ナイトレイン』はPC（Steam）およびPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。DLC「The Forsaken Hollows」は12月4日に配信予定。