大ヒット殺伐オープンワールドFPS『S.T.A.L.K.E.R. 2』新大型アプデで「暗視ゴーグル」実装。レーザーサイト追加など夜間戦の幅広がる

GSC Game Worldは9月24日、『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』に向けてパッチ1.6を配信した。暗視ゴーグルの追加によって夜間戦闘がやりやすくなっている。そのほか多岐にわたって更新されている。

デベロッパーのGSC Game Worldは9月24日、『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』(以下、S.T.A.L.K.E.R. 2)に向けてパッチ1.6を配信した。本パッチでは暗視装置やレーザーサイトが実装され、暗所で行動しやすくなっている。また新たなアノマリーなども追加されている。

本作は、サバイバル・ホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズの最新作だ。主な舞台となるのは、チョルノービリおよびその周辺の立入禁止区域「ゾーン(The Zone)」だ。プレイヤーはストーカー(S.T.A.L.K.E.R.)と呼ばれる、一攫千金を狙う者たちのひとりとなって、貴重なアーティファクトなどを求め危険地帯に飛び込んでいく。プレイヤーは凶暴なミュータントや「アノマリー」と呼ばれる存在などのほか、武装した派閥間の争いも切り抜けつつ、広大なオープンワールドを探索していく。

今回のアップデートでは、「Night of the Hunter」と題して各種新要素が追加された。まず新アイテムとして暗視ゴーグルが追加。暗視ゴーグルを装着すると、夜間での視認性が大幅に改善。光源を用いなくても戦闘が可能になるため、ステルスキルも成功しやすくなるだろう。またレーザーサイトも追加。エイムがよりやりやすくなり、暗視ゴーグルと併用すれば、夜間においても迅速な脅威の排除ができそうだ。

そのほか、新アノマリーとして「ファイアーボール(Fireball)」が追加。ファイアーボールは周囲を炎上させつつ動き回るアノマリーのようで、うっかり近づいて触れないようにしたい。またアップデートによりNPCがミュータントから戦利品を漁るようになったり、ゾーン全体の戦利品バランスの調整が実施されたりしている。

さらにシステム設定面では自動リーンの無効化オプション追加や、コントローラーの入力調整が可能に。HUDの配置なども一部見直され、より使いやすくわかりやすいUIへと進化しているようだ。変更点はこれらだけに留まらず多岐にわたっており、詳細については公式サイトを確認されたい。

『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに販売中だ。PC/Xbox Game Pass向けにも提供されている。またPS5版が11月20日に発売予定。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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