『バトルフィールド6』の「バトルロイヤル」モード発表、さっそくテスト実施へ。触れたら即死の“バトロワ史上最凶のリング”採用、最大100人苛烈サバイバル
『Battlefield 6』のバトルロイヤルモードには、“バトロワ史上最凶のリング”が登場するという。

Electronic Artsは9月11日、『Battlefield 6』のバトルロイヤルモードを発表した。テストプログラム「Battlefield Labs」にてテストが始まる。
本作は、FPS『Battlefield(バトルフィールド)』シリーズの最新作だ。PC/PS5/Xbox Series X|S向けに10月11日に配信予定。本作は、DICE・Ripple Effect・Criterion Games・Motive StudioからなるBattlefield Studiosが開発を担当している。現代戦が描かれ、前作『Battlefield 2042』では対応が見送られた、シングルプレイ・キャンペーンモードも収録される。兵科システムの復活やリアルな環境破壊も特徴だ。
本作の世界では、「我らの保護、皆の平和」をモットーに掲げる世界有数の民間軍事会社パックス・アルマータが台頭し、NATOとその同盟国の破壊を追求する活動を繰り広げている。プレイヤーは、その新勢力の背後で暗躍する存在や、真の目的に迫ることとなる。

このたび公式サイトにて、『Battlefield 6』のバトルロイヤルモードについて発表された。これまでティザー映像にて示唆されていたバトルロイヤルモードが、ついにお披露目されたかたちだ。コミュニティ参加型の招待制テストプログラム「Battlefield Labs」にて試験実装が始まる。
バトルロイヤルモードでは、専用の全く新しいマップにて生き残りをかけて戦うことになる。マップを探索してクレートを開けたり、ミッションをクリアしたりすることで戦利品を獲得。強力な武器やガジェットなどを揃えつつ、最後まで生き残ることを目指す。
プレイヤーはマップ上のあらゆる場所を破壊可能だといい、壁を壊して通路を作ったり、建物を倒壊させたりなど、想像力を活かして戦うことが求められる。なおマップ上に配置された輸送車を使えるだけでなく、強力な戦車をアンロックすることもできるようだ。

また今回のテスト時点では、1つのマッチに100人のプレイヤーが参加可能だという。4人ずつの計25分隊が互いにぶつかり合うことになる。各プレイヤーは4つの兵科から自由に選択することができ、全員で特定の兵科に特化させた部隊も編成可能だ。援護兵による蘇生のほか、再出撃するための手段がさまざま用意されているとのこと。
ちなみに、本作のバトルロイヤルモードには「バトロワ史上最凶のリング(The Deadliest Ring in BR)」が登場するといい、触れたプレイヤーは即死するようだ。序盤であれば収縮に飲まれつつある程度行動可能な他の作品とは違い、かなり辛口な調整になっている模様。どんな展開を生み出すのか気になるところだ。

プレイヤーはマッチ中に手に入る経験値によってレベルアップしていく。経験値はプレイヤーを倒したりといったさまざまな行動により得られるほか、「Intel Case」と呼ばれるアイテムを手に入れることで部隊全体が経験値を得られるという。レベルに応じて兵科の新たな能力を習得できるようになり、たとえば突撃兵であれば、アーマープレートを装備したまま素早く動けるようになったりするようだ。
なお、先述したミッションは多岐に渡り、貴重な保管庫を開けたり、目標を破壊するための爆弾を設置したりなどさまざま。ミッションには報酬が記載されているため、チームと相談しながら挑むかどうか決めることになる。なお、報酬は空中投下されるため、ほかの分隊に横取りされないように気を付ける必要があるという。

バトルロイヤルモードは「Battlefield Labs」でのプレイヤーからのフィードバックをもとに、調整が加えられていくようだ。対象となるプラットフォームはEA app/PS5/Xbox Series X|S。同プログラムは日本からも利用可能となっているため、興味のある方はチェックしてみるとよいだろう。
発売までちょうど1か月となった本作。先月実施されたオープンベータテストでは、Steam版だけでおよそ52万人の最大同時接続プレイヤー数を記録するなど、さっそく大きな注目を集めている(SteamDB)。不具合やゲームバランスなどにより評価を落とした前作『Battlefield 2042』から挽回することができるか期待される。
『Battlefield 6』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/EA app)/PS5/Xbox Series X|S向けに10月11日発売予定。