
『エルデンリング ナイトレイン』最新アプデで、2日目夜の“居残り(残業)”禁止に。強化リブラ弱体化など調整点盛りだくさん
フロム・ソフトウェアは9月10日、『エルデンリング ナイトレイン』のアップデートを配信した。

フロム・ソフトウェアは9月10日、『エルデンリング ナイトレイン』のアップデートを配信した。本アップデートには、夜渡りたちの性能上方修正をはじめとする、さまざまなバランス調整および不具合修正が含まれている。
『エルデンリング ナイトレイン』は、『エルデンリング』をベースとするサバイバルアクションゲームだ。1人~3人プレイに対応している。プレイヤーは夜の脅威にさらされるリムベルドにて、「夜渡り」として3日間を生き延びなければならない。リムベルドでは挑戦するたびに拠点や敵の場所、入手できるアイテムなどが毎回変化。過酷な2日間を乗り切り、最終日に待つ「夜の王」との戦いに挑む。
本日9月10日、フロム・ソフトウェアは『エルデンリング ナイトレイン』についてサーバーメンテナンスを実施。本作に向けてApp Ver. 1.02.2および Regulation Ver. 1.02.2が配信された。今回のアップデートでは、明日9月11日から始まる新たな出撃モード「深き夜」を前に、大幅なバランス調整がおこなわれている。
まず、各夜渡りたちの性能が全体的に向上している。特に、執行者は「妖刀」による攻撃や戦技、またアーツ「坩堝の諸相・獣」発動中の一部の攻撃の攻撃力が上昇するなど、大きな上方修正がおこなわれている。また復讐者については、召喚した霊体の透明度が調整されたほか、プレイキャラクターがすり抜けられるようになった点も嬉しいポイントだろう。そのほか、追跡者はクローショット発動中の強靭度が高まったものの、遺物効果による追撃にスタミナ消費が発生するようになるなど、若干の下方修正が加えられている夜渡りも存在するようだ。

次に、二日目の夜のボスを撃破したあと、夜の雨により受けるダメージが増加する調整がおこなわれている。これまでは、2日目のボスを倒したあと、範囲の外に出て無理やり活動することが可能であった。長時間経過すると受けるダメージが急激に増加するものの、それまでの間で無理やりレベル上げをするといった戦法も注目を集めていた(関連記事)。今回の調整によってどれほどダメージが上がったのかはまだ確認できていないものの、対策が講じられたものとみられる。
また、“強化リブラ”こと常夜の王「調律の魔物」に下方修正が加えられている。罪人が再び召喚された際に付与されるカット率上昇の効果が削除されたほか、プレイキャラクターの遠距離攻撃に対する罪人の反応が調整されていたりなど、より罪人を倒しやすくなっているようだ。常夜の王の中でもひときわ強力とされていたリブラとも、ある程度対等に渡りあえるようになるだろう。
そのほか、多数のバランス調整および不具合修正がおこなわれている。詳細はパッチノートを確認されたい。
なお、高難度の出撃モード「深き夜」は明日9月11日10時30分から開始される。夜の王や地変が指定できないほか、デメリット効果を持つ代わりに複数の付帯効果を持った武器などが登場する。勝敗によってレートが変動するなど、新たなやりこみ要素として楽しめそうだ。新たな脅威に備えてみてはいかがだろうか。
『エルデンリング ナイトレイン(ELDEN RING NIGHTREIGN)』はPC(Steam)およびPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。
