『ユミアのアトリエ』無料アプデで、新システム「ハンティングブック」が追加。手がかりをもとに敵の痕跡を追う、新たな探索要素
コーエーテクモゲームスは8月22日、『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』にてアップデートを配信した。「ハンティングブック」などの新システムが実装されている。

コーエーテクモゲームスは8月22日、『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』にてアップデートを配信した。Ver.1.42 では、追加システム「ハンティングブック」が登場。「ラムローストα・β」の追加や、不具合の修正などもおこなわれている。
『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』は、かつて錬金術で栄えた大陸を冒険していく、オープンフィールド型の錬金術RPGである。本作の舞台には、かつてアラディス王国という大国が存在。同国は錬金術によって栄え、他国を寄せ付けないほどだったのだという。しかし突如起こった天変地異により、栄華を誇ったアラディスは滅亡してしまう。数百年後、錬金術は滅亡を招く危険な術として、禁忌とされるになっていた。主人公のユミア・リースフェルトは、そんな世界の錬金術士だ。幼い頃に母を亡くした彼女は、母の真意と錬金術の真意を知るため、アラディス調査団へ参加。失われた歴史と真実を追う、錬金術士ユミアの旅が繰り広げられる。
ユミアはフィールド上から素材を採取し、錬金術によってアイテムや装備の調合が可能。本作では錬金術やレベルアップなどによってパーティーを強化しながら、大陸の探索を進めていくのだ。本作ではマップが広大なオープンフィールドとなっており、プレイヤーはストーリーにあわせて段階的に解放される大陸を自由に探索できる。フィールド上では銃を使った採取や、二段ジャンプといったアクション、ランダムクエストなども搭載。「アトリエ」シリーズの中でも、オープンフィールド型の遊びを搭載している点が特徴といえるだろう。


配信されたVer.1.42で追加された「ハンティングブック」は、魔物の討伐クエストが受けられる新システムだ。調査拠点にある「ハンティングボード」に調査団が確認している要警戒魔物リストの魔物たちが掲載される。討伐する魔物を選んでクエストを受注し、討伐対象を倒すと、スキルポイントなどの報酬がもらえるようだ。
筆者が確認した限りでは、最初の方は記載されている場所へ行けば、討伐対象と戦えるようだった。ゲーム内の情報などによると、ハンティングブックでは記載されている情報をもとに、痕跡をスキャンする必要がある。さらに進行するごとに敵が強力になり、最後は強大な敵との戦闘が待っているという。新たな強敵との戦いが繰り広げられるのかもしれない。
新システム「ハンティングブック」はアップデート後、ゲームを特定の箇所まで進めると解放可能。アラディス調査団のリグナス調査拠点に発生するクエストの進行によって、ハンティングボードより討伐クエストが受注可能となった。


アップデートによる追加コンテンツとしては、「ラムローストα・β」も登場。ラムローストαでは短時間のダメージ計測、ラムローストβでは任意の魔物に姿を変化させてバトルがおこなえる。ラムローストと戦うと、戦績に応じた報酬も獲得できる。また今回のアップデートでは、アップデートVer.1.30より発生していたDLC「アラディスの極技」によって解放されるはずのレシピが、DLCを所持していなくとも解禁されてしまう不具合が修正。ほかにも追加コンテンツへの対応や、細かな調整もおこなわれているそうだ。アップデート内容の全文については、公式のお知らせなどを確認してほしい。
『ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~』は、PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに発売中だ。