『原神』の大型新機能「ユーザー生成コンテンツ(UGC)」発表、年内リリースへ。経営シムからサバイバル、マルチ対応まで自由自在のゲーム制作機能
HoYoverseは8月13日、『原神』の新機能「UGC(ユーザー生成コンテンツ)」を発表し、年内にリリースすると告知した。

HoYoverseは8月13日、『原神』の最新情報を公開した。公開された「開発者からの手紙」によると、同作には大型コンテンツとして「UGC(ユーザー生成コンテンツ)」が登場予定。従来よりも自由の高いエディターが提供予定とされており、重要な要素のほとんどがカスタマイズできるそうだ。
『原神』は、HoYoverseブランドより配信中のオープンワールドアクションRPGである。本作の舞台は、7つの国や元素が存在する世界テイワット。プレイヤーは主人公・旅人の視点からテイワットの国々を冒険。相棒のパイモンとともに各地の騒動に巻き込まれる旅が繰り広げられている。要素としては、いわゆるガチャ要素を搭載。アップデートによってハウジング要素や、多彩なイベントなども登場してきた。
公開された「開発者からの手紙」によると、『原神』には大型コンテンツとして「UGC(ユーザー生成コンテンツ)」が開発中なのだという。本作におけるUGCとは、プレイヤー主導で作り上げるコンテンツとされている。ゲームを作れるだけでなく、ほかのプレイヤーが作ったゲームもプレイ可能であるそうだ。「UGC」ステージ内のコンテンツ以外に、ステージ外にもプレイヤーが交流できる場が提供予定とされている。

ユーザーがコンテンツを作れる機能としては、本作ではこれまでにもハウジング要素「塵歌壺」や一部イベントでのステージ作成機能などが登場してきた。開発チームはリリース以来、そうしたゲーム内の要素やゲーム外の二次創作など、多くの旅人が創造性を発揮する様子を見届けてきたのだという。プレイヤーが創造性を発揮する状況に深く心打たれるとともに、想像力をもっと発揮してもらえるより自由度の高いツールが作れないかと思うようになったとのこと。そうした思いから、今回の大型コンテンツ「UGC」が誕生したそうだ。
具体的には、「UGC」では従来提供されてきたツールよりも、さらに自由度の高いエディターが提供予定。ゲームを作る上で重要な要素のほとんどがカスタマイズ可能とされており、『原神』のリソースの大半が段階的に解放されていくのだという。同エディターを使えば、経営シミュレーションやサバイバル、パーティーゲームなども制作可能。ソロ/マルチプレイなど、好みのスタイルにあわせてコンテンツの種類やモードを自由に選択できると謳われている。UGCでは、『原神』のリソースを使って、自由にステージなどを作れるのだろう。

『原神』は、PS4/PS5/Xbox Series X|S/PC/iOS/Android向けに配信中。「UGC」機能は、2025年内に配信予定とされている。