『原神』PS4版、とうとうサポート終了へ。ただし移行期間たっぷり余裕あり
HoYoverseは8月6日、『原神』のPS4版のサポートとアップデートを順次停止すると発表した。

HoYoverseは8月6日、『原神』のPS4版のサポートとアップデートを順次停止すると発表した。
本作は、miHoYoが手がけるオープンワールドアクションRPG。7つの国や元素が存在する世界テイワットを舞台に、プレイヤーは主人公の旅人として相棒のパイモンと共に冒険を繰り広げ、各地の事件などに関わっていく。
本作は2020年9月にPC/iOS/Android/PS4向けにリリースされた。2021年4月にはPS5向けに、2024年11月にはXbox Series X|S向けに展開されたものの、PS4版のサポートも続けられてきた。
一方で今回本作の公式は、PS4版のサポートを終了すると告知。デバイス性能やプラットフォームにおけるアプリケーションサイズの制限などを理由に、今後のバージョンにおけるPS4版のサポートとアップデートを順次停止していくそうだ。なおPS5版およびそのほかの対応プラットフォームでは引き続きサポートがおこなわれる。
PS4版のサポート終了は、「ゲームの配信停止」「アイテム販売の停止」「ゲームアップデートの停止」という3つの段階に分けて進められていく予定とのこと。まず日本時間9月10日7時より、PS StoreでのPS4版の配信が終了。2026年2月25日7時にはPS4版のゲーム内アイテムの販売が、PS Storeとゲーム内ショップで終了となる。そして2026年4月8日7時のアップデートをもって、PS4版のアップデートは終了される見込みだ。ちなみにPS Storeで購入したものの未ログインで受け取れていないアイテムについては、PS5版にログインすることで受け取れるようになるとのこと。
リリースから約5年となるPS4版の『原神』。なお本作では昨年8月に実施されたVer.5.0にて、グラフィックの全面的なアップグレードが実施。ただし要求スペックは引き上げとなり、PS4を含めた一部デバイスにおいて、同アップデート以前のバージョンに比べてグラフィックの質にある程度の低下が起こる可能性が伝えられていた。それでもサポート自体は続いてきたものの、コンソールではPS5/Xbox Series X|Sに実質的に世代が移行されたといえる状況もある。今後の展開を見据えてか、PS4版のサポートはついに打ち切られることになった。

なお今回のPS4版のサポート終了予定の告知では、PS5版あるいはほかのプラットフォーム版への移行が推奨されている。本作では先日配信されたVer.5.8にて、PS5/PS4版とほかのプラットフォーム間で有償アイテムである「創世結晶」を含む課金状況が統合済み。以前よりも移行はスムーズにおこなえるだろう。
『原神』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。PS4版のサポート終了予定についての詳細は公式サイトも確認されたい。