血みどろホラーアクション『ホテル・バルセロナ』9月配信へ。SWERY氏×須田剛一氏の個性爆発タッグが贈る、“過去の自分”と共闘攻めまくりゲーム

CULT Gamesは7月10日、スラッシャーアクションゲーム『HOTEL BARCELONA(ホテル・バルセロナ)』を9月に配信すると発表した。

パブリッシャーのCULT Gamesは7月10日、White Owlsが手がけるスラッシャーアクションゲーム『HOTEL BARCELONA(ホテル・バルセロナ)』を9月に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。

本作は、ローグライク要素のある2.5Dアクションゲームだ。1980年代のアメリカン・ホラー映画にインスパイアされたホテルを舞台に、そこに潜む凶悪なシリアルキラーたちを始末することを目指す。

『HOTEL BARCELONA』の主人公は、新米の連邦保安官ジャスティーンだ。彼女は、ペンシルベニアとウェストバージニアの州境の人里離れた土地に佇む謎めいたホテルに囚われた状態にあり、生きてホテルから抜け出すためには、ホテルに巣食う7人の殺人鬼を始末しないといけない。一方で、彼女の精神には凶悪な過去を持つ狂気の殺人鬼Dr.カーニバルが宿っているという。

本作のステージには、呪いの館からおぞましい実験室まで、それぞれ異なるホラーのサブジャンルからインスパイアを受けているという7つのエリアが存在。プレイヤーは近接武器や銃、またパリィなどのアクションも駆使して敵と血みどろの戦いを繰り広げ、ステージの最後で待ち受けるボスに挑む。

本作の特徴的なシステムとしてはスラッシャーファントムが存在する。プレイヤーは死ぬと最初からやり直しとなるが、前回までのプレイでの行動を写し取って行動する赤い影が現れ、過去の自分と共に戦うことができるのだ。敵への攻撃だけでなく、盾として使ったり、おとりにして敵の気を逸らしたりなど、死ぬたびに戦い方が増えていく。

また、バトルを通じては敵の血を浴びてスカルゲージが溜まっていき、満タンになると圧倒的な力を放つ特殊攻撃カーニバル覚醒を発動可能。アグレッシブに攻める続けることで、ゲームプレイを有利に運べるシステムとなっている。

このほか、本作ではアンロック要素としてオンラインマルチプレイモードが用意される。最大3人で殺人犯たちの巣食うホテルからの脱出を目指す協力プレイモードや、4人目のプレイヤーが登場し、狩るか狩られるかの命を懸けた鬼ごっこを繰り広げるPvPモードがプレイ可能だ。


本作の開発元White Owlsは、『レッドシーズプロファイル』や『D4: Dark Dreams Don’t Die』『The Good Life』などを手がけたSWERYこと末弘秀孝氏が率いるスタジオだ。本作『HOTEL BARCELONA』は、『ノーモア★ヒーローズ』や『killer7』などで知られるグラスホッパー・マニファクチュアの代表・須田剛一氏とのコラボによって制作。あるイベントに両氏が出演した際に即興で企画会議がおこなわれ、その後実際に開発されることになったという経緯がある(関連記事)。

『HOTEL BARCELONA(ホテル・バルセロナ)』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに9月配信予定だ。また、本作は7月18日~20日に京都・みやこめっせで開催される日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit the 13th」に出展される(ブース番号:3F-D20)。試遊すると、イベント限定のワッペンがプレゼントされるそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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