『エルデンリング ナイトレイン』にて“封牢特化ブースト”遺物が脚光浴びる。石剣の鍵持ち込みスタートダッシュ

『エルデンリング ナイトレイン』の一部プレイヤー間で、「封牢の囚」に関する遺物効果が改めて注目を集めている。常夜の王とともに実装された王の証と交換できる、ある遺物が脚光を浴びるきっかけになったようだ。

本作は、『エルデンリング』をベースとするサバイバルアクションゲームだ。シングルプレイまたは3人プレイに対応している。プレイヤーは夜の脅威にさらされるリムベルドにて、「夜渡り」として3日間を生き延びなければならない。リムベルドでは出撃するたびに拠点や敵の場所、入手できるアイテムなどが変化する。過酷な2日間を乗り切り、最終日に待つ「夜の王」との戦いに挑むのだ。

本作では出撃前に最大3つの「遺物」を装備することが可能で、遺物が備える効果を得ることができる。イベントや夜の王撃破、小壺商人からの購入で効果固定の遺物を入手できるほか、リムベルドからの帰還時や小壺商人の景色の原石からはランダムな効果が備わった遺物を獲得可能だ。

そんな本作の遺物効果「封牢の囚を倒す度、永続で攻撃力上昇」が最近になってさらに注目度を高めているようだ。この効果では、マップ上の「封牢」にて石剣の鍵を用いることで出現するボスを倒すと、マッチ中永続的に攻撃力を上昇させることができる。魔法や祈祷にも効果は適用されるため、どの夜渡りでも恩恵を受けられるだろう。上昇率は1体につき5％で、別の封牢のボスを倒すごとに上昇していくため、数をこなせればかなり効果的に火力アップを狙える。

さらに封牢ではボスから取得できるルーンに加えて、報酬として大量のルーンを得ることもできる。レベルを上げつつ火力もアップできる遺物効果として、かねてより一部ユーザー間では注目されていた効果であった。ただ最近になって封牢の囚の遺物効果は、さらに一目置かれているようだ。

というのも先週6月19日からは新たに夜の王の強化版である常夜の王が実装。常夜の王を倒すと得られる「王の証」と、封牢の囚の遺物効果を固定で備えた遺物を交換できるようになった。さらにこの遺物には「封牢の囚を倒す度、永続で攻撃力上昇」の効果に加えて、「出撃時に石剣の鍵を持つ」効果も備わっているのだ。この遺物ひとつで、1体目の封牢のボスに挑むために必要だった探索も省くことができる。また「埋もれ宝の位置を地図に表示」する効果も腐りにくく、おまけとして嬉しい効果といえる。

とはいえこの遺物を得るためには、先述のとおり常夜の王を撃破して王の証を得る必要がある。おもにエンドコンテンツに到達したユーザー向けに、どの夜渡りでも使いやすい強力な遺物が用意されている格好だ。なお常夜の王自体は、対応する夜の王を倒せば挑戦することが可能。腕に自身がある場合はこの遺物を得てから、ほかの夜の王に挑んでみるのも一手だろう。

『エルデンリング ナイトレイン（ELDEN RING NIGHTREIGN）』はPC（Steam）およびPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。7月3日9時59分まで常夜の王として「闇駆ける狩人」が出現中だ。同日10時からは、三つ首の獣、知性の蟲、兆し、調律の魔物、霧の裂け目の5体のうちのいずれかが次なる常夜の王として出現する見込み。