『ペルソナ4 リバイバル』が“いつ以降発売”かざっくり明かされる 。投資家向け説明にてぽろっと

セガサミーホールディングスが6月18日に実施したマネジメントミーティングの中で、『ペルソナ4 リバイバル』の大まかなリリース予定が明かされた。

セガサミーホールディングスは6月18日、マネジメントミーティングを実施し、業績見通しや同社の展望などについて投資家向けへの説明をおこなった。その中では、先日アトラスより発表された『ペルソナ4 リバイバル』リリースが、2026年4月以降となることも明かされている。

『ペルソナ4 リバイバル』は、2008年7月に発売されたRPG『ペルソナ4』のリメイク版だ。主人公は、八十神高校に転入してきた高校2年生の少年だ。寂れた地方都市・稲羽市にて、刑事である堂島遼太郎の家で居候生活することとなった主人公は、引っ越し早々に殺人事件に出くわしてしまう。一方で、まことしやかにささやかれる都市伝説「マヨナカテレビ」なる異世界にも迷い込んでしまう。不思議な出会いや出来事をきっかけとして、クラスメイトたちと連続殺人事件の捜査をおこなう。

同作は6月9日、ゲームイベント「Summer Game Fest 2025」内で発表された。トレイラーでは街中の風景の一部と、主人公が走って移動する様子などの映像が公開。トレイラーで楽曲「Time To Make History」が流れているところからも、リマスター版にあたる『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』で追加された要素が盛り込まれるのではないかと目されている。

『ペルソナ4』および『ペルソナ4 リバイバル』の開発元であるアトラスは、株式会社セガの子会社であり、セガサミーホールディングス傘下の会社となっている。そのセガサミーホールディングスが6月18日、投資家向けにマネジメントミーティングを実施した。

セガサミーホールディングスによれば、ゲーム販売などを含むエンタテインメントコンテンツ事業の業績は、2021年度より右肩上がりで推移。2025/3期(2024年度)の実績についても、当初計画より100億円ほど売上の下方修正はありつつも前年度越えを達成している。

一方で中期的な計画としては、2026年以降にも主力級のタイトルを複数展開することが明かされており、これには欧州IPやレガシーIP以外にも、主要IPの新作も複数含まれているとのこと。そして『ペルソナ4 リバイバル』が、その中でも「2027/3期以降(to be released in or after FY2027/3)」にリリースされることが明かされた。

たとえば、決算期で「2026/3期(2025年度)」リリースのタイトルとしては、2025年6月19日に発売された『RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚』、2025年9月25日リリース予定の『ソニックレーシング クロスワールド』がある。すなわち、『ペルソナ4 リバイバル』の発売は早くても2026年4月からとなるわけだ。とはいえ発売時期は未定であり、公式の発表が待たれる。

ちなみに『ペルソナ3 リロード』においては、2023年6月にPV初報が公開。2023年8月に発売日が公開され、2024年2月にリリースされた。『ペルソナ3 リロード』では、初報時点ですでに戦闘シーンやゲーム内UIが公開されており、『ペルソナ4 リバイバル』では限定的なティザーに留まっていた違いはあるものの、同様の流れであれば、今後数か月以内に何らかの発表も期待できそうだ。

ペルソナ4 リバイバル』はPC(Steam/Microsoft Store)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売予定。Xbox Game Pass向けにも提供される見込みだ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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