新作『バイオハザード レクイエム』では「滅菌後のラクーンシティ」が舞台。実は『アウトブレイク』ゆかりのキャラが出てたり、詳細いろいろお披露目
カプコンは6月7日、『バイオハザード レクイエム(Resident Evil Requiem)』を発表し、2026年2月27日に発売すると告知した。詳細も明かされている。

カプコンは6月7日、『バイオハザード レクイエム(Resident Evil Requiem)』を発表し、2026年2月27日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S。
本作は、サバイバルホラーゲーム『バイオハザード』シリーズの最新作。2021年5月発売の『バイオハザード ヴィレッジ』以来の新作となる。トレイラーでは、FBI職員のグレース・アッシュクロフトが原因不明の病気による犠牲者について調査を進めていることが確認可能。彼女は、母であるアリッサが8年前に死亡したレンウッドホテルを訪れ、過去と向きあうことになるようだ。

発表にあわせてプレスリリースも公開。まず本作ではトレイラーで示唆されていたとおり、合衆国中西部の都市「ラクーンシティ」が舞台になるという。本作のラクーンシティでは、1998年のバイオハザード事件を受け、事態の収拾を急いだ政府による”滅菌作戦”が実施済み。爆心地を中心に都市が崩壊し、無残な姿となった警察署なども確認できる。
ちなみにグレースの母であるアリッサ・アッシュクロフトは、実はシリーズ過去作品にも登場した人物。『バイオハザード アウトブレイク』の登場キャラクターのひとりであり、ラクーンプレス社の新聞記者であった。さらに『バイオハザード7 レジデント イービル』では、作中の新聞記事の執筆者として記載されており、『アウトブレイク』のキャラのなかで唯一生存が確認できる人物として一部ファンから注目を集めてきた。


しかしそんなアリッサも、『バイオハザード レクイエム』の時点では8年前に非業の死を遂げているようだ。プレイヤーは娘であるグレースとして、彼女の死の真相に迫ることとなるのだろう。
このほか本作については、グラフィック表現の進化について詳細がアピールされている。瞳の輝き、微細な毛穴や産毛、肌に浮かぶ汗の生々しい湿り気、繊細な髪の毛の質感などが描画技術によって精細に表現されるようだ。瞳の微かな潤みや視線の揺れ、唇の小さな震えなど、キャラクターの感情表現もより豊かになるとのこと。かつてないほどの没入感を味わえる作品になっているそうだ。
ちなみに公式サイトでは「サバイバルホラーの新たな紀元が始まる」とアピールされており、力の入った新作となりそうだ。続報にも注目したい。
『バイオハザード レクイエム(Resident Evil Requiem)』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに2026年2月27日に発売予定。