ピノッキオ・ソウルライク『Lies of P』、アプデで「やさしめの難易度」導入へ。一方“戦闘狂”にはやり込みボスバトルも用意

NEOWIZは『Lies of P』について、アップデートにて追加される要素を紹介。ボスラッシュモードや難易度選択機能が追加されるようだ。

NEOWIZは5月22日、Round8 Studioが手がける『Lies of P』について、アップデートにて追加される要素を紹介。本編において、難易度選択やボスとの再戦コンテンツが追加されるという。

本作は、作家カルロ・コッローディの童話をモチーフに、ピノッキオ人形を主人公とするソウルライクアクションRPGだ。対応プラットフォームはPC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。本作の舞台となるのは、19世紀後半から20世紀初頭のフランスの架空都市クラット。人形たちの暴走により荒廃した街を舞台に、プレイヤーは主人公の「P」としてさまざまな敵との歯ごたえあるバトルを展開する。刃と柄を組み合わせる武器作成や、左腕のリージョンアームの強化などのシステム、与えられた選択肢にて嘘をつくのか否かで変化する物語などが特徴となっている。

本作についてはDLC「Overture」が今夏にリリース予定と発表されており、今回の発表では税込3400円となることが明かされた。X上では10分程度のプレイ動画も公開されており、「クラット動物園」という場所での戦闘風景が確認できる。DLCでは、新武器やリージョンアームも登場するとのことだ。

NEOWIZはDLCの詳細発表にあわせ、『Lies of P』本編にて今後追加される機能やモードについても発表。まず本編では難易度選択が実装予定。簡単な順に「蝶の導き」、「目覚めた人形」、「伝説のストーカー」という名前で難易度が実装されるという。デフォルトは「伝説のストーカー」となっているため、ストーリーや雰囲気を楽しみたかったがアクション部分が苦手、というプレイヤーでも触れやすくなったといえるだろう。

加えてボスとの再戦ができるコンテンツも2種類実装されるとのこと。ひとつは「戦闘の記憶」。これは過去に倒したボスと再戦できるコンテンツで、各ボスは5つの難易度から選択可能。ただし上級の難易度には解放条件があり、難易度4は難易度3を、難易度5は難易度4をクリアする必要がある。なお「戦闘の記憶」におけるボスは独自ステータスを持っているといい、本編でのボスとはまた違った戦闘体験となりそうだ。そして過酷な試練を乗り越えたプレイヤーには報酬も用意されているとのことで、やり込みがいがあるコンテンツとなりそうだ。

また「死の行進」と呼ばれるモードも登場予定。こちらは体力とアイテムが制限された状態で次々にボスに挑む、いわゆるボスラッシュモードとなるようだ。最低3体のボスを自由に選択することもできる。これらのアップデートが具体的にいつ実装されるかは現時点では明かされていないものの、今後発表されるとみられ、続報にも期待される。

『Lies of P』のDLC「Lies of P: Overture」はPC(Steam/Microsoft Store/Mac)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに今夏発売予定。本編は同プラットフォーム向けに販売中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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