大ヒット・汚家掃除リノベシム『House Flipper』リマスター版発表。追加アイテム800点以上と新要素てんこ盛り、汚家がより鮮明に

Frozen DistrictとFrozen Wayは5月15日、『House Flipper Remastered Collection』を発表。本作は人気リノベーションゲーム『House Flipper』のリマスター作品だ。

デベロッパー/パブリッシャーのFrozen DistrictとFrozen Wayは5月15日、『House Flipper Remastered Collection』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、今冬発売予定。Steamストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『House Flipper Remastered Collection』は住宅リノベーションゲーム『House Flipper(ハウスフリッパー)』のリマスター作品だ。原作は2018年に発売され、これまでの売上本数は700万本を突破するなど人気を博した作品。本リマスター版ではグラフィックが一新されるほか全DLCも同梱され、さらに追加要素も収録されるという。

『House Flipper』はリノベーション業者となり、住宅をきれいにして売却していくゲームだ。ゲームプレイは一人称視点で進行する。プレイヤーが扱う住宅は当初極めて汚れているため、まずは掃除をおこなう必要がある。散らかったゴミを片付け、モップをかけたりして清掃。さらにハンマーで壁をぶち抜いたりして間取りを改造し、壁や床の色を変えたり、家具を設置したりして見た目を整えていく。顧客の好みに合う内装にできたら、高値で売却して利益を得るのだ。

本リマスター版では基本的なゲームプレイはそのまま、ライティングやテクスチャなどが一新される。お馴染みの家がより美しく描かれるという。全10種類存在した原作のDLCはすべて同梱され、原作の要素をもれなく楽しむことができるとのこと。またトップダウンモードが追加され、上空から家の間取りを確認できるようになるなど、ゲームの快適性を向上する新機能も複数実装されるとのことだ。

追加要素としては新たに6つのミッションが登場する。愛をテーマとしたストーリーが展開され、新婚夫婦のために新居を作るなど、温かみのある物語が描かれるという。また既存のミッションも内容が刷新。フルボイス化して新キャラクターも登場するなど、ストーリー要素が原作よりも進化しているそうだ。さらに800種以上の新たなアイテムも用意されるとのことである。

本作を手がけるFrozen Wayはポーランド・クラクフに拠点を置くゲーム会社だ。主にシミュレーションゲームの開発と販売を手がけており、『House Flipper』の関連作も複数制作。「Pets」「Farm」「Dine Out」といったDLCを開発したほか、『House Flipper VR』も制作している。シリーズとの関わりが深い同社が追加要素も盛り込んで、本リマスターを手がけるかたちとなったようだ。なお続編となる『ハウスフリッパー2』もFrozen Districtから発売中である。

『House Flipper Remastered Collection』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに、今冬発売予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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