人気RPG『Clair Obscur: Expedition 33』はやくも売上200万本突破。まだまだ止まらぬ勢い
Kepler Interactiveは5月6日、『Clair Obscur: Expedition 33』の売上が200万本を突破したことを発表した。ハイペースで売上を伸ばしているようだ。

パブリッシャーのKepler Interactiveは5月6日、『Clair Obscur: Expedition 33』の売上が200万本を突破したことを発表した。本作は4月27日に100万本突破の報告がされたばかりであり、ハイペースで売上を伸ばしているようだ。
『Clair Obscur: Expedition 33』はアクション要素を取り入れたターン制RPGだ。本作の世界では、ペイントレスと呼ばれる存在が人々を脅かしていた。ペイントレスは年に1度目を覚まし呪いの数字をモノリスに刻み、描かれた年齢の人々は煙となって消えてしまう。ペイントレスの描く呪いの数字は年々ひとつずつ小さくなるため、人類は滅びを待つ状況にあった。「33」の数字が描かれる年、主人公たち第33遠征隊は死のサイクルを止めるため、ペイントレスを倒す旅に向かう。

本作は4月24日に発売されるとさっそく人気を博し、4月27日には早くも売上100万本を突破(関連記事)。Steamでの同時接続プレイヤー数は発売直後のピークを先日さらに更新し約14万5000人を記録するなど、多くのプレイヤーを集めている(SteamDB)。またユーザー評価の方も好調で、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約3万5000件中93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。レビュー集積サイトMetacriticでも10点中9.7点のユーザースコアを記録するなど、非常に高い評価を得ている。
そんな本作の売上が200万本を突破したことが、今回Xの本作公式アカウントにて発表された。発売から12日での大台達成となり、順調に売上を伸ばしていることがうかがえる。なお本作はPC/Xbox Game Pass向けにも提供されているが、100万本突破の報告の際は売上記録に同サービスでのプレイヤー数は含んでいないとの説明があった。おそらく今回の発表でも同様とみられ、実際に本作を遊んでいるプレイヤー数はさらに多いものと思われる。
本作を手がけるSandfall Interactiveは、元Ubisoftのスタッフが中心となって2020年に設立したスタジオだ。創設者のGuillaume氏は当時Ubisoftでの仕事にマンネリを感じており、新たな挑戦を求めて同スタジオを発足したという(関連記事)。本作はそんな同スタジオの初作品だ。新興スタジオの新規IPながら、さっそく高い人気を集めるかたちとなっている。勢いを見せる『Clair Obscur: Expedition 33』がどこまで売り上げを伸ばしていくのか、今後の推移も注目される。
『Clair Obscur: Expedition 33(クレール・オブスキュール:エクスペディション サーティースリー)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。PC/Xbox Game Pass向けに提供されている。