砂の惑星オープンワールドMMO『Dune: Awakening』、“過去最大規模ベータテスト”実施へ。任意PvPで協力/対立からじっくりソロ探索も良しの砂漠サバイバル

Funcomは4月25日、『Dune: Awakening』について、5月9日から5月13日の日程でベータテストを実施すると発表。ベータテストではストーリー第1幕の大部分も体験できるという。

デベロッパーのFuncomは4月25日、『Dune: Awakening』について、5月9日よりベータテストを実施すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|Sで、ストアページによると日本語表示に対応する予定。

『Dune: Awakening』は、人気小説「デューン砂の惑星」および映画「DUNE/デューン 砂の惑星」シリーズの世界観を基にしたオープンワールド・サバイバルMMOだ。プレイヤーは砂漠が広がる惑星アラキスを舞台に、フレメンと呼ばれる砂漠の民失踪の謎を追い、囚人として冒険をおこなうこととなる。

本作の世界では、厳しい太陽と砂嵐を避けるために、シェルターを建設する必要がある。加えて水分保持に必要となるスティルスーツも整備しなければならず、過酷な環境でのサバイバルが求められる。アラキスにはさまざまなロケーションが存在しており、過酷な環境での探索においては、富や秘密を発見することもあるという。ただし、砂嵐が発生するとその過酷さは増し、ワームに飲み込まれてしまう危険もある。周囲の環境を注意深く観察しつつ、アラキスを旅することになるだろう。

なお本作はMMOタイトルであり、マルチプレイが可能。協力して探索を進めるも、対立するも自由だ。他プレイヤーと交流するためにギルドに発足/参加するのはもちろん、サーバー規模での「領主会議」も存在するという。法令が決まれば、サーバー内のすべてのプレイヤーに適用されるそうだ。とはいえPvPは任意参加となっており、ひとりでじっくり本作を遊ぶことも可能だ。

そんな本作について4月25日、Funcomは5月9日からベータテストを開催すると発表した。期間は5月9日午後9時から5月13日午前6時59分で、対応プラットフォームはPC(Steam)となっている。Steamニュースでの記載によれば、このベータテストは本作史上最大のベータテストとのことで、サバイバル要素に加え、ストーリー第1幕の大部分を体験できる。また秘密保持契約もなく、配信や情報の共有が自由におこなえるとのことで、本作の詳細をくまなく確認する良い機会となるだろう。

参加方法としては、Steamストアページより「Dune: Awakening Playtestに参加」の欄の「アクセスをリクエスト」をクリックすることでアクセスを申請できるほか、ゲームイベント「PAX East」にあわせ配信される「グローバルLANパーティー配信」で配布されるベータキーを受け取ることで、すぐにベータ版へのアクセスが可能となる。

ちなみに本作については、今年2月時点では5月20日リリース予定と伝えられていたものの(関連記事)、4月15日には6月10日への延期が発表された。同発表では大規模ベータテストにおける情報も追って公開するとしており、今回その詳細が明らかとなったかたちだ。Funcomが「同ジャンルでかつて見たことのないようなゲームプレイと技術的進歩を実現している」と謳う作品の片鱗に触れたい人は、ストアページより申請をおこなうか、現地時間5月10日より配信されるグローバルLANパーティー配信を待つと良いだろう。

『Dune: Awakening』はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに5月20日発売予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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