『No Man’s sky』最新大型アプデでなんと「化石料理」や「化石の相棒」が登場。化石を掘り起こして飾ったり、食べたり、仲間にしたり

Hello Gamesは3月26日、『No Man’s sky』に向けて大型アップデート「Relics」を配信した。同アップデートでは化石と、その関連システムが実装された。

Hello Gamesは3月26日、『No Man’s sky』に向けて大型アップデート「Relics」を配信開始した。「Relics」は古代生物たちの化石を実装する新システムで、化石は掘り起こすことで好きなように配置したり、トレードしたり、調理に使用することが可能。また生きた化石生物や、彼らを旅の相棒として従えることも可能となる。

『No Man’s Sky』は、2016年8月にPC/PlayStation 4向けに発売されたオープンワールド型のアクションゲームだ。のちにXboxやSwitch向けにも発売された。舞台は広大な宇宙となっており、数々の惑星と宇宙がシームレスにつながっている。プレイヤーは謎の声に導かれ、宇宙の中心を目指して数々の惑星を渡っていく。まったく異なる生命体や気候が見られる惑星を探索して、宇宙の住人達と交流する。そのほか新たな宇宙船を獲得したり、宇宙海賊と戦ったりと、自由に宇宙を冒険可能だ。

このたび配信された大型アップデート「Relics」では、考古学や化石にまつわる新機能が実装されている。まずプレイヤーは考古学システムの一環として、地層から「化石」を発掘することが可能となった。化石は頭部、腹部、尻尾などのパーツに分かれており、これらのパーツがどのように配列されるかはプレイヤーの手に委ねられる。プレイヤー独自の発想力をもとに、見たことがないようなキメラ生物の化石をインテリアとして部屋に設置することができる。

なお化石は行商人であるFossil Collectorsと物々交換によるトレードが可能。重複してしまった化石を物々交換に出して、新たな化石と交換することにより無駄のない化石コレクションが可能となるようだ。また化石は新たに追加された調理レシピにも利用可能。ボーンブロスや骨髄を使った料理など、骨料理の数々を作成することができる。

化石が発見可能な地層は「Reanimated Guardians」という護衛兵たちにより守られているとのこと。プレイヤーが安全に化石を採掘するには、まずこれらの石化した護衛兵たちを倒す必要があるようだ。また紫の恒星系では新たに「Skeletal Fauna」なる存在が出現するとのこと。Skeletal Faunaは血肉を失った生命体たちが化石状態になってもなお生体活動を続けているという、摩訶不思議な存在だ。彼らはほか生命体と同様、コンパニオンとして旅の相棒にして従えることも可能。骨のみの存在のため生命体と呼んでいいのかは分からないが、可愛らしいお供としてプレイヤーの旅路を助けてくれることだろう。

「Relics」では、ほかにも完全なるソロモードである「Abandoned mode」に調整が加えられている。今後は廃棄された宇宙ステーションにアップグレードステーションが配置され、プレイヤーはスーツ、宇宙船やマルチツールなどの必需アイテムを宇宙ステーションにてアップグレード可能となる。アップグレードは廃棄された宇宙ステーション内のボックスや惑星に埋められたボックス、紫の恒星系から入手可能となるようだ。

また本アップデートでは、ディスカバリースクリーンにて恒星や惑星にピンを立てることが可能となる。この機能により数多ある星々のなかから目的の星を見つけることや、特定の物資を探し求めることが容易となることだろう。ほかにも数々のバグ修正などが実施されているため、詳細については公式パッチノート(英語)を参照されたい。

『No Man’s Sky』はPC(Steam/Microsoft Store/GOG.com)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに発売中。Xbox Game Pass (PC/コンソール/クラウド)向けにも提供されている。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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