荒廃都市飛行船サバイバル『Forever Skies』4月15日Steam正式リリース、PS5版発売へ。荒廃した地球を飛行船で飛び回り、文明崩壊の理由を探る

デベロッパーのFar From Homeは3月20日、『Forever Skies』の製品版を4月14日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5。ゲーム内は日本語表示に対応している。時差の関係で日本国内での配信開始は4月15日の午前2時ごろになるものと思われる。
『Forever Skies』は一人称視点のサバイバルアクションゲームだ。舞台となるのは荒廃しきった地球。かつて栄えた文明は、環境災害によって生み出された有毒の塵に飲み込まれてしまった。残されているのは、塵から逃れるために建設された高層ビル群の廃墟と、塵に適応して進化を遂げた異形の生命ばかりだ。プレイヤーは滅びゆく地球から宇宙へ逃れた人類の末裔である。脱出から数百年、宇宙に拠点を築いた人類は資源の枯渇という大問題に直面していた。そこでプレイヤーは地球へと降り立ち、有毒な塵を避けるため空中に留まる飛行船を拠点として活用しながら、人類が生き残るための術を探すこととなる。
本作の飛行船は移動手段であり、拠点でもある。地上の廃墟から資源を見つけ出して活用することで、動力設備を増強したり居住空間を拡張したりできる。最初は小さな飛行船だった拠点が、巨大なエンジンを搭載した移動要塞に変わっていくわけだ。

地上の探索で得られるものは、手つかずの保存食や壊れた発電機のような物質的な資源ばかりではない。かつての文明が遺した記録から地上荒廃の原因を探ることも、失われてしまった科学技術をリバースエンジニアリングで再現することもできる。資源と技術を組み合わせ、実験を行い、テクノロジーを発展させていくことが人類存続の可能性につながっていくだろう。ただし探索には危険がつきもので、体力や空腹度には常に気を配る必要がある。水・食料の確保や、睡眠を欠かしてはならない。


本作はソロプレイはもちろん、最大4人の協力プレイにも対応している。空中移動拠点を発展させながら危険な地上の探索に挑み、新しいものを発見していく冒険を、一人でも複数人でも楽しめる格好だ。
そんな本作のSteam早期アクセス版のユーザーレビューは本稿執筆時点で約5000件、そのうち84%が好評とする「非常に好評」のステータスを獲得している。開発者は、早期アクセス版では30時間ほどのゲームプレイを想定していたようだが、Steamの早期アクセスレビューには100時間を超える総プレイ時間のものも少なくない。中には400時間近く遊んだプレイヤーまで存在している。今回1年9ヶ月あまりの早期アクセス期間を経て、満を持しての製品版リリースとなる。ただでさえやりこめる本作がどれほどの進化を遂げているか注目したい(関連記事)。

『Forever Skies』製品版は、PC(Steam)/PS5向けに日本時間4月15日リリース予定。Steamでは早期アクセス版がセール中で、3月21日の午前2時まで定価の40%オフの税込2040円で購入可能。PS5ではStandard Editionを税込3850円で、Deluxe Editionを税込4400円でそれぞれ予約可能だ。またPS5でDeluxe Editionを予約した場合に限り、通常より72時間早い4月12日午前2時ごろから製品版をプレイすることが可能となっている。