協力2人タイムリミット付き謎解きゲーム『How 2 Escape: Lost Submarine』発表。1人がゲームを進め、もう1人はスマホアプリでサポートする、コミュニケーション重要謎解き

Maximum GamesとBreakfirst Gamesは3月18日、『How 2 Escape: Lost Submarine』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。ゲーム内は日本語表示に対応する。
『How 2 Escape: Lost Submarine』は2人で協力してプレイする謎解きアドベンチャーゲームだ。暴走列車脱出謎解きゲーム『How 2 Escape』の続編であり、本作でも1人のプレイヤーがゲーム本体を、もう1人のプレイヤーは無料でダウンロードできるスマートフォンアプリを使って、それぞれプレイする。2人の間でコミュニケーションは必要だが、ゲーム自体は通信を必要としない。お互いの画面を見ないようにしてコミュニケーションがとれるならばオフラインでのプレイも可能だ。
本作でプレイヤーたち2人は、通信圏外で行方不明になっている潜水艦「トライアンファント号」を見つけ出し、ある重要なメッセージを伝えるミッションを遂行することになる。ゲーム本体を操作するプレイヤー1は潜水艦に乗り込んで内部を調査し、スマートフォンを操作するプレイヤー2は外部から端末を通じてサポートする役割を担う。コミュニケーション能力と、謎解きスキルが重要になりそうだ。

ゲーム開始時にはスマートフォン側でパスワード入力が求められるようになっており、パスワードはゲーム本体を操作するプレイヤーの協力なしには突破できない。2人のゲームを連動させるついでに、どのようにゲームを進めていくかのチュートリアルも兼ねているわけだ。すんなりとゲームに入っていけるだろう。

なお本作で行方不明になっている潜水艦は「敵軍に占領された同盟軍の基地を奪還するため先制攻撃する」という命令を受け取っていた。命令が下された後、協議と交渉を経て攻撃中止が決定されたが、その時すでに潜水艦は通信圏外にあった。攻撃中止命令が潜水艦に伝わっているかどうかは確認できず、もし攻撃が実行されれば多くの同盟軍の兵士たちが犠牲となり、世界大戦の勃発につながってしまう。そこで、こうした状況のプロフェッショナルであるプレイヤーたち2人に、「攻撃中止を伝える」という世界の命運を賭けたミッションが託されたわけだ。そうした公式説明を見るに、本作にはタイムリミットも設けられていると思われる。

このタイムリミット要素は前作『How 2 Escape』にも存在していた。本シリーズの特徴の一つと言えるだろう。なお前作では「暴走する列車から脱出するためにブレーキのある先頭車両を目指す」という理由付けであり、今作ではよりスケールを増している様子。急がなければならない使命感をより駆り立てるものになっているのではないだろうか。より没入できそうなストーリー面も、注目点かもしれない。

『How 2 Escape: Lost Submarine』はゲーム本体がPC(Steam)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2025年に発売予定。コンパニオンアプリはiOS/Android向けに無料配信予定だ。ゲーム内は日本語表示に対応する。