『餓狼伝説 City of the Wolves』オープンβテスト、マッチングの不具合ありつつも盛況。新システムを引っ提げ登場した26年振りシリーズ新作

SNKは2月20日午後5時より、『餓狼伝説 City of the Wolves』のオープンβテストを開始。さっそくプレイヤーが集まっているようだ。

SNKは2月20日午後5時より、『餓狼伝説 City of the Wolves』のオープンβテストを開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|Sで、期間は2月25日午後4時59分まで。βテストではマッチング面での指摘が寄せられつつも、盛況を博している。

『餓狼伝説 City of the Wolves』は『餓狼伝説』シリーズの最新作。同シリーズは1991年に発売された『餓狼伝説 ~宿命の闘い~』を1作目として、複数タイトルがリリースされてきた対戦型格闘ゲームだ。また同シリーズは1999年にリリースされた『餓狼 -MARK OF THE WOLVES-』より長らく新作が出ておらず、『餓狼伝説 City of the Wolves』は26年振りの待望の新作となるわけだ。

『餓狼伝説 City of the Wolves』については、バトル開始からさまざまな特殊攻撃を繰り出せる「REVシステム」を搭載。打撃を受け流しつつ攻撃できる「REVブロウ」や通常のガードより距離を離す「REVガード」などが使用可能。また従来の操作方法である「アーケードスタイル」に加え、ボタン連打でコンボとなったり、ワンボタンで必殺技を繰り出せたりする「スマートスタイル」も登場。初心者・上級者問わず楽しめる作品となっている。

オープンβテストについては、2月20日午後5時より実施されている。2月25日午後4時59分まで開催される予定だ。オープンβテストでは、ロック・ハワードやテリー・ボガード、B.ジェニーなどの8キャラが使用可能。またPlayStation/Xboxでは、PS PlusやXbox Game Pass Coreといった各種オンラインサービスサブスクリプションに加入していなくてもオンラインマッチが可能。クロスプレイにも対応しており、ランクマッチやフレンドなどとのルームマッチが体験できる。

本作は『餓狼伝説』シリーズ26年振りとなる新作ということもあってか、オープンβテストにも関わらず、Steam版ではピーク時で1万人近いプレイヤー数を記録している(SteamDB)。いわゆるアメコミ調のグラフィックスタイルや、新システムによってさらにダイナミックになったプレイなどが高く評価され、盛況に繋がっているかたちだ。

一方でオンライン対戦におけるマッチングの不具合や、ルームマッチ検索の不具合も報告されている。一部ではプレイヤーがいるにもかかわらず時間をかけても相手とのマッチングが成立しないといった事象や、作成されたルームが見つからないといった報告がSNS上で散見されている

この事態について、本作のチーフプロデューサーを務める小田泰之氏は、本テスト中での修正対応は間に合わなさそうとの見解を示した。一方で第二回目となるオープンβテストの開催も考えているそうで、現在可能性を模索している最中だという。仮に第二回目の開催が決定した場合には、追って告知されるだろう。

なおもしオンライン対戦などで不具合を発見した場合には、公式の不具合報告フォームから報告するか、X上に「#CotWobt」のハッシュタグをつけて投稿してほしいと案内されている。不具合に遭遇してしまった場合には、投稿フォームより報告しておくといいだろう。

『餓狼伝説 City of the Wolves』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S向けに2025年4月24日発売予定だ。PS5/PS4版向けにはパッケージ版も発売される。なおダウンロード版はゲーム本編にシーズンパス1が同梱された『餓狼伝説 City of the Wolves SPECIAL EDITION』として予約受付が開始されており、価格は税込7920円。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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