リアル中世オープンワールド『キングダムカム・デリバランス2』、リリースや否やSteamプレイヤー「15万人超」。“生き様反映”システム搭載の大ボリューム冒険譚、人気沸騰
パブリッシャーのPLAIONとデベロッパーのWarhorse Studiosは2月5日、『キングダムカム・デリバランス2(Kingdom Come: Deliverance II)』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam/ Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。本作はリリースされて間もなく、Steamにて一時15万人を超えるプレイヤーが集うなど、爆発的な人気を誇っている。
本作は、一人称視点のオープンワールドアクションRPG『キングダムカム・デリバランス』の続編だ。舞台となるのは15世紀初頭のボヘミア王国。国王の死をきっかけに、ハンガリー王シギスムントの侵略を受け、ボヘミアは混乱状態にある。プレイヤーは騎士見習いであるスカリッツのヘンリーとして、争乱のボヘミアを冒険する。前作から続く物語が描かれ、ボヘミアの大都市クッテンバーク周辺が新たな舞台となる。
そんな本作は、2月5日にリリースされるや否や、さっそく多くのプレイヤーに遊ばれ、支持を集めている。SteamDBによれば、発売後まもなくSteamにおける同時接続プレイヤー数は急上昇。発売後4時間ほどでピークに達し、15万9351人の最大同時接続プレイヤー数を記録した。
またSteamユーザーレビューも好調模様だ。本稿執筆時点で2900件ほどのユーザーレビューが寄せられており、うち93%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。PS Storeにおいても、約1300件の評価が寄せられ、5点満点中星4.86の高いスコアを記録している。前作『キングダムカム・デリバランス』でも一定の好評を得ていた中世ボヘミアの細やかでリアルな描写に、本作ではさらに磨きがかかったとして前作プレイヤーを中心に早々に好評を博している。
レビューにおいては、クセのある操作性の戦闘など賛否もあった部分が洗練され、スムーズに遊べるようになった点への評価も見られる。またプレイヤーの選択や行動次第で物語やNPCからの反応がさまざま変化するシステムや、膨大サイドクエストなどの作り込みも好評。先行プレイしていたとみられるユーザーからの、100時間近くプレイしてもまだ新しい発見があるとの報告もある。
なお本作については、弊誌も含め、多数メディアが先行プレイ記事やレビューを伝えていた(弊誌先行プレイ記事)。レビュー集積サイトMetacriticを確認してみると、メタスコアは100点満点中88点を記録。全53件の中には、100点を投じているメディアも複数見受けられ、前評判も上々であった。前作の人気も相まって、初動から大きな賑わいを見せているのだろう。
ちなみに本作については、ロードマップがすでに公開されている(関連記事)。季節ごとに新たなコンテンツが追加されていく予定とのこと。新機能や新クエストが登場するとされており、詳細はトレイラーなどを確認されたい。
爆発的なスタートを切り、さっそく大人気な様子がうかがえる『キングダムカム・デリバランス2』。発売後のアップデートも期待されるところで、今後の展開も注目される。
『キングダムカム・デリバランス II(Kingdom Come: Deliverance II)』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに販売中だ。