『ストリートファイター6』全キャラ調整アプデ本日配信。便利すぎた技へのメス入れ、キャミィ弱体化・テリー強化など盛り沢山のパッチノート公開
カプコンは12月2日、『ストリートファイター6』のアップデートを発表した。今回のアップデートではすべてのキャラクターに調整が実施された。中でもエド、ベガ、豪鬼、キャミィなどが主に弱体化、一方でマリーザ、ディージェイなどが強化を受けた。そのほか一部キャラのしゃがみ強Kが調整されるなど、各所調整がおこなわれている。
アップデートでは、まずキャミィや豪鬼などのキャラについて弱体化が加えられた。たとえばキャミィでは、無敵技であるODキャノンパイクがヒット時に入れ替わらなくなるようになった。ほか移動速度の速かった豪鬼の後ろ歩き速度が遅くなり、ベガのシャドウライズには、ジャンプ時の足元にやられ判定が付与された。
また一部キャラの立ち中Kやしゃがみ中Pといった、相手の攻撃に対して差し返したり、攻撃を置く「置き技」としての性能が優秀とされていた技も、空振り時の硬直ややられ判定が伸びるという形で調整が加えられた。このことにより、対象の技に対し、反撃を食らわせやすくなるだろう。
一方で強化されたキャラも存在。テリーでは立ち強Pをガードさせた際の硬直が短くなったり、しゃがみ中Pを相手の攻撃に当てた際、必ずコンボとして強パワーチャージが繋がったりするようになった。またマリーザやディージェイなどといった、以前に弱体化を受けたキャラについても強化。マリーザでは溜め成立時間が3F(3/60秒)短縮されたり、ディージェイのジャックナイフマキシマム(↓溜め↑+K)の初段の攻撃持続が伸びたりしている。
そして共通システムの調整としては、通常投げやジャストパリィなどが調整。通常投げでは、ジャンプを入力し、離陸動作中の地上必殺技を発動することにより、通常投げに対し反撃するというテクニックが存在した。今回のアップデートでは、そうしたテクニックにメスが入れられたかたち。またしゃがみ強K(モダン操作時↘+強攻撃)について、基本的には反撃を受けやすいものとされていた。しかし一部キャラについてはリスクが低くなっていたため、ケンやジェイミーなどのしゃがみ強Kはガードバックが縮小し、相手の反撃がより届きやすくなっている。
そのほかのキャラについても個別に技や挙動の調整がおこなわれている。内容の詳細についてはパッチノートを参照されたい。
『ストリートファイター6』は、PC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox Series X|S向けに販売中だ。