『ホグワーツ・レガシー』の発売日がハードによってそれぞれバラける。PC新世代機向けには2月、PS4/Xbox One版は4月、Switch版は7月
WB Gamesは12月14日、『ホグワーツ・レガシー』PS4/Xbox One版の発売日を2023年4月4日に延期すると発表。あわせてNintendo Switch版を7月25日に発売すると告知した。なおPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S版については予定どおり2月10日に発売予定だ。
『ホグワーツ・レガシー』は「ハリー・ポッター」シリーズを題材としたオープンワールドアクションRPGだ。開発は数々のディズニー作品を制作してきたAvalanche Softwareが担当する。『ホグワーツ・レガシー』では小説や映画より前の時間軸である、19世紀のホグワーツ魔法魔術学校が描かれる。
本作では、そんなホグワーツでの学園生活を楽しむことができる。4つの寮のうちひとつに所属し、授業に出たり、課外活動をしたり、ほかの生徒と交流を深めたり。ホグワーツの城内や周辺の探索も可能。さまざまな冒険の機会が待っており、学校で学んだ魔法の技術が試される。多彩なミッションも用意され、「ハリー・ポッター」の世界を存分に味わえる作品となるようだ。
本作はPC/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに2023年2月10日の同時発売が予定されていた。しかし今回、PS4/Xbox One版の発売は4月4日に延期されることが発表。デジタルデラックスエディション購入者向けの3日間の先行プレイも、PS4/Xbox One版では実施されないと伝えられている。一方、PC/PS5/Xbox Series X|S版については予定どおり2月10日に発売予定となっている。
今年に入り、PS4/Xbox One版の発売予定が変更となるケースは増えている。12月2日に発売された『マーベル ミッドナイト・サンズ』は、同時発売が予定されていたPS4/Xbox One版が延期となり、現時点では発売日未定。『ゴッサムナイツ』はPS4/Xbox One版の発売そのものが中止となった(関連記事)。また『サイバーパンク2077』の拡張パック「仮初めの自由」も、PS4/Xbox One向けには発売されないことが発表されている。
次世代機への移行に伴い、一部開発元はPS4/Xbox Oneへの対応の優先度を下げつつあるようだ。一方で次世代機はいまだ品薄が続く状態。国内でも各小売店が転売対策を模索する状況にある。ただPS5は今年9月よりマイナーチェンジモデルが出荷されており、増産に向けた布石という見方もできる(関連記事1、関連記事2)。今後の次世代機の流通の変化は注目されるところだろう。
『ホグワーツ・レガシー』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに2023年2月10日発売予定。PS4/Xbox One向けには2023年4月4日発売予定。Nintendo Switch向けには7月25日発売予定だ。