PS5新モデル(マイナーチェンジ)では、新たなプロセッサが採用との報告。増産への布石か

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PlayStation 5本体の新マイナーチェンジモデルである「CFI-1200」シリーズが、先日より市場へと出荷されている。同シリーズは、検証により軽量化や消費電力軽減などが伝えられていた。そして今回、心臓部たるチップも6nmプロセス採用品へと変更されているとの報告がなされている。海外メディアAngstronomicsが伝えている。


「CFI-1200」シリーズは今月出荷開始された、PS5の新たなマイナーチェンジモデルだ。旧型からの変化については、いち早くテック系YouTuberのAustin Evans氏が解体分析。200g~300gの軽量化やヒートシンク構造の変化のほか、消費電力の軽減について伝えていた(関連記事)。

海外テック系メディアAngstronomicsによれば、型番「CFI-1202」のPS5については、プロセッサが一新。AMD製のOberon Plusと呼ばれる新たな SOCが採用されているという。SOC(System-on-a-chip)とは、GPUやCPUなど機器に必要な処理機能をひとまとめにしたプロセッサのことだ。そして以前のPS5は、AMD製Oberon SOCを採用していた。新型SOCになり変化したのは、プロセスルールだ。

プロセスルールとは、CPUなど集積回路の加工寸法を示す指標であり、単位はnm(ナノメートル)で示される。一般に数値が小さくなり微細化するほど、プロセッサの集積度は高まり、消費電力は低下する傾向がある。旧型のOberonについては、7nmプロセスにて製造されている。一方で、新搭載のOberon Plusについては、6nmプロセスが採用されているとのことだ。この差異が、前述の消費電力軽減に繋がっていた可能性はありそうだ。

また、今回のプロセスルール微細化のメリットとしては、歩留まりの向上も見込めるようだ。Angstronomicsは、新旧のOberon SOCを比較。新型ではウェハー(原材料)から約20%多くチップを製造できる様子だと分析している。つまり、チップの入手性が高まることにより、ひいてはPS5製造台数向上にもある程度の寄与が見込めるわけだ。

こうした報告内容が、品薄の続くPS5の在庫回復にしっかり結びつくと考えるのは早計だろう。しかし、「CFI-1200」の変化はマイナーチェンジながらも大きく、さらなる増産に向けた布石なのは間違いなさそうだ。PS5の心臓部たるSOCの刷新により、今後どのように流通が変化していくのか見届けたい。

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