『Battlefield 2042』をプレイして老兵気分。『真・女神転生V』は廃墟探索で好み分かれそう。『LIBLADE』プレイ後の心地よい疲労感。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。313回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。313回目です。体を冷やさぬようにしましょう。

飾っておくべきか使うべきか

今週は「FINAL FANTASY XIV CRYSTAL SHARDS」なるピックを購入。ギターを弾く際に使うやつですね。楽器メーカーのFenderが『FF14』チームと共同開発したそうです。新生エオルゼア・蒼天のイシュガルド・紅蓮のリベレーター・漆黒のヴィランズ・暁月のフィナーレの5色セット。あくまで色名です。『FF』のクリスタルをモチーフに、クリスタルカットを施し製作された特別限定モデルであり、既製品にロゴだけ貼ったコラボとは一味違う。

厚みが3.7mmあり、一般的なピックよりかなり厚い。筆者所有の同程度の厚さのV-PicksやGravity製に使用感が近く、“しなり”が無いことでコシのある太い音が出る。ただ素材の違いからか、あるいはエッジの形状によるものか、音の立ち上がりは若干鋭い印象です。背面にクリスタルカットの窪みがありグリップ性も良い。美しさもさることながら、意外に実用的です。
by. Taijiro Yamanaka


手のひらにスティック

今週は遊び損ねていた『LIBLADE』をプレイしていました。『LIBLADE』は、アナログスティックを使って斬撃を放つ、コントローラー必須の短編2Dアクションゲームです。パッドの右スティックを操作すると、倒した方向に通常攻撃相当の一撃が繰り出されるので、スティックをガチャガチャ動かして敵を討伐。斬撃以外に、スキルツリーから習得したスキルも活用しながら、謎の遺跡内に待ち受けるボスとも戦いを繰り広げていきます。

スティックに対応した斬撃には、ヒットストップも搭載されており、気持ちよく敵を斬れます。スティックを動かしただけ斬撃が出るので、右腕を犠牲にDPSを高めるゲームプレイも特徴でしょうか。また本作では、特にボス戦において手応えのあるアクションが展開されます。ただし、パターンを把握する正攻法の攻略以外に、レベル上げによる難易度の緩和や、習得したスキルによるゴリ押しなど、攻略方法が多彩です。スティック操作の物理的な激しさと気持ちよさ、懐の広い攻略によって、プレイ後には心地よい疲労感が待っていました。
by. Keiichi Yokoyama


100年後の兵士は器用だなあ

今週は『Battlefield 2042』を遊んでいました。筆者は『Battlefield』シリーズを一通り体験はしておりました。しかし、しっかりと何日にもわたってプレイしたのは初作『バトルフィールド1942』以来となります。およそ100年のタイムスリップを経て2042年の戦場へ飛び込んだ筆者は、しっかり時代のギャップを味わうこととなったのでした。

まず面食らったのが、ビークルのコールインシステム。「自分で乗り物を出前するなんて、そんな贅沢していいのかしら……」と毎度恐る恐る利用しています。そして、過去作品における連帯感がやや薄まった印象を感じました。本作では各プレイヤーの役割を定義するクラス制にかわり、スペシャリスト制が導入されています。各スペシャリストは尖った能力をもちつつ、ロードアウト次第でいろいろな役割を担える存在。そのため、「衛生兵ー!来てくれー!」「対戦車兵!頼んだ!」といった瞬間があまりなく、やや寂しい思いもあります。兵科に縛られない自由さと一長一短というところでしょうか。そうした寂しさを埋めてくれるのを期待しつつ、今後は「ポータル」モードを遊んでみようと思います。
by. Seiji Narita


BGMがかなり好み

『真・女神転生V』を引き続きプレイ。そこそこに進んだと思うのですが、まだまだ終わりません。自分がかなり寄り道しているのが理由としてありそう。本作のダンジョンというかフィールドは、かなりエリアごとが広く立体的。アイテムやらミマンやらがかなり細かく配置されてます。それを集めるのが楽しい。基本的にはどれも廃墟探索なのですが、それぞれのエリアデザインに個性がもたらされていて、ギミックも違う。RPGというより、アクションゲームのアイテム収集感覚に近い。構造的に込み入ってるので好き嫌いは分かれそうですが、個人的にはこの要素が好きなので、各アイテムやミマンをコンプしつつ進めてます。

逆にストーリーは現時点ではあんまり入り込めず。まだどのルートのエンディングも見れてないので結論づける気はないのですが、とにかく何かと唐突。ビジュアルもよく演出も凝っていて、そのつくり自体は見入るものなのですが、それぞれのキャラの個性を理解できないまま諸々進んでいくので、置いてけぼり感。『真・女神転生』シリーズ自体がそうしたドライなストーリーテリングを採用するゲームなのは理解してるのですが、キャラ造形がよく演出も凝っているのに掘り下げ部分が荒涼としているのに違和感を抱いたり。とはいえ、まずはクリアしてそれぞれのルートを終えてから結論を出さないとですね。
by. Ayuo Kawase




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