基本プレイ無料超自由オープンワールドMMO『逆水寒』で“戦わずに”100時間遊んでみた。発掘家になれば、いつも歩いていたマップが宝の地図に見える

『逆水寒』にはいろんな職業になりきって遊べる要素として、「身分」というシステムが用意されている。筆者は力を入れて楽しむ身分として、発掘家を選んでみた。

NetEase Gamesは『逆水寒(Sword Of Justice)』の日本向けサービスを2025年内に開始予定だ。対応プラットフォームはPC/iOS/Androidで、現在事前登録を受付中。本稿では、本作の身分システムと宝探しについてお伝えしていく。

なお本作では近日中にクローズドβテストが実施される。応募期間は8月29日11時30分から9月17日0時59分まで。テストは9月26日10時30分から開始され、10月9日23時59分まで実施される。今回が日本における『逆水寒』初のクローズドβテストであり、剣術や門派による王道の武侠体験に加え、農業・釣り・料理・建築といった 100 種類 以上のライフコンテンツも用意されるようなので、ぜひふるって参加していただきたい。

参加は以下より可能:
https://soj.onelink.me/yhEj/qr46pg6q

逆水寒(Sword Of Justice)』(以下、逆水寒)はオープンワールドMMORPGだ。舞台となるのは12世紀初期、北宋時代の中国。武侠小説の人気作家・温瑞安の作品群を原作としており、プレイヤーは壮大な歴史上の中国を冒険することになる。

『逆水寒』にはいろんな職業になりきって遊べる要素として、「身分」というシステムが用意されている。身分にはいろいろあり、たとえば制作系の職業が複数存在。料理人になれば調理ができ、工芸を選べばクラフトができるようになる。正式版ではユーザー同士が物を売り買いできる「市場」という場で、作った品を取引できるようだ。

身分は取れる数に制限はないため、なるだけならすべての身分を取ることも可能である。ただ身分関連の作業には、いわゆるスタミナにあたる「活力」というものを消費する。また身分はなった瞬間にいきなりなんでもできるようになるわけではなく、身分経験値を貯めて職業レベルを上げていく必要がある。そのため少なくとも最初のうちは活力を注ぎ込む職種を絞り、特定の身分に打ち込んでいくことになるだろう。

筆者は力を入れて楽しむ身分として、発掘家を選んでみた。宝探しができるという触れ込みで面白そうだったからというのが大きな理由だが、それだけではない。基本的に個人作業になりそうなので、サーバーに筆者ひとりしかいないという試遊環境でも、じゅうぶん満喫できそうだったからである。

さっそく発掘を始めたいところだが、どこでも掘ればお宝が出てくるわけではなく、ちゃんと遺跡に向かう必要があるらしい。指定マップの一部エリアが対象となるようだ。発掘家になる前は走り抜けていたような場所にお宝が眠っていたとは、身分が変われば世界の見方も変わるものだ。

指定エリアに到着し、発掘モードをオンにすると、画面上にコンパスのようなものが表示される。どうやらお宝までの距離と方角が示されているようだ。しばらく右往左往していると、地下に眠るお宝の真上に到着した。いよいよシャベルを使って発掘である。

しかし発掘を始めると、いきなり爆発が発生。かなりのダメージを食らった。初めての発掘でいきなり死にかけ、なにがなにやらわからず混乱する筆者だったが、どうやらハズレを引いてしまったようだ。申し訳程度の青銅器の破片が手に入ったものの、求めていたお宝ではないのは明らかだ。

さすがに掘ればすぐお宝が見つかるというわけにはいかないようである。しかしコンパスは相変わらず表示されており、次の発掘場所を指し示している。薬を飲んで回復しつつ、気を取り直して次の地点へ向かうことにする。

しかしコンパスに従って向かうと、そこは川だった。どうやら今回の発掘地点は水中だ。説明によると、水中で発掘するには発掘レベルを上げ、スキルを習得する必要があるという。しかし始めたばかりの筆者の発掘レベルは当然1だ。そんな高度な芸当はできない。新たな発掘地点に向かいたいところだが、コンパスは目の前の川のほかには反応がない。

発掘家として早くも挫折に直面してしまったが、救いの声としてゲーム内のメッセージが表示された。なんでも水中で発掘できずとも、氷上でなら発掘可能だという。そこで筆者は、本作では属性スキルを使えば、環境にインタラクトできることを思い出した。初期から覚えている氷属性のスキルを使い、川を凍らせればよいのだ。

川に向かって氷の技を撃ち込むと、水が凍って歩けるようになった。目標地点にたどり着いたため、スコップを使って発掘。すると画面が切り替わり、ブラシを使って掘り当てた品の土を払う演出が挿入された。初回のハズレとは明らかに異なる展開だ。胸を躍らせていると、見事「銅奔馬」という品を手に入れることに成功した。

ちょっと解説しておくと、銅奔馬は実在する中国の文化財だ。西暦200年ごろの後漢の作品で、現実では20世紀に入ってから発掘された。以前は日本など国外で展示されたこともあったが、現在は国宝級の指定を受けており、中国国外への持ち出しが禁止されている。そのため現地の博物館に行かなければ見ることができない、かなりの貴重品である。どうやらとんでもないものを掘り当ててしまったようだ。

本作で登場する骨董品たちは、実在の文化財がそのまま登場している様子。入手した品は図鑑に登録され、解説文を読むことができるほか、3Dで再現されたモデルを上下左右から自由に眺めることができる。ちょっとした博物館気分であり、「考古学的に貴重な品を掘り出せたぞ」という気持ちが否が応にも高まる。苦労した甲斐があったというものだ。

図鑑の表示によると、このエリアには全部で11種類の青銅器が眠っているという。集めると報酬として、衣装やマイホームで使える飾りなどが手に入るようだ。最初の品を発掘成功させたことで要領はつかめた。あとはコンプリートを目指してひたすら掘るのみだ。しかし次の発掘地点に向かうと、なんとお宝ドロボウが出現。「バトルはせずにひたすら遊ぶ」を本連載のテーマとしている筆者には不本意なことに、戦闘になってしまった。

とはいえ敵は強くはなく、攻撃ボタン押しっぱなしで簡単に倒せる程度。どちらかといえば演出の一環という印象だった。戦闘が主目的のコンテンツではないということで、本連載のテーマ内の出来事ということにしておきたい。ともかく、トラブルを乗り越えた筆者は発掘作業を続け、さらにいくつかの文化財を入手することに成功した。いずれも実在の逸品である。

しかし発掘地点にたどりついたはずなのに、掘ることができない。夢中になっていて気がつかなかったが、どうやら活力(スタミナ)を使い切ってしまったようだ。今日の発掘作業はこれまでとせざるを得ないが、火がついた筆者の冒険心はまだ収まらない。

幸いなことに、本作には身分システムとは関係のないお宝探し要素も用意されている。マップ上にさまざまなパズルが存在しており、解き明かすことで報酬が手に入るのだ。パズルの種類はさまざまで、いわゆる図形パズルや視点パズルのほか、属性スキルを使った仕掛けなども存在している。こういったコンテンツは活力なしでプレイできるため、心ゆくまで楽しむことが可能。にわかに冒険気分が盛り上がった筆者は、その日のプレイを終える前にパズルを解いてまわることにした。

ちなみに発掘のほかにも身分はいろいろ用意されていて、一定の条件を満たすと初めて成れる隠し身分もたくさんあるという。また正式サービスが始まれば、各身分ごとにイベントが開催されることもあるようだ。イベントの紹介画面では、釣り人向けの釣り大会や、みんなで一斉に限定骨董品を探す発掘大会の予定などがアナウンスされている。

多くのプレイヤーが集まってワイワイと発掘するのはいかにも楽しそうだ。しかし筆者がプレイ中の試遊用サーバーには、残念ながらほかのプレイヤーはいない。ひとりでMMOをプレイしているという状況に、今さらながらちょっぴり寂しさを覚える。しかし考えようによっては、ぜいたくな状況だというのも間違いない。

そうして翌日、時間が経ったため活力が回復し、ふたたび身分関連のコンテンツにのぞめるようになった。孤高の考古学者として頑張ろうと気持ちを新たにし、筆者はふたたび発掘作業に励むのだった。

ちなみに、冒頭にも述べたが、そんな筆者の寂しさに応えるように、近日中にクローズドβテストが実施されるそうだ。応募期間は8月29日11時30分から9月17日0時59分まで。テストは9月26日10時30分から開始され、10月9日23時59分まで実施される。今回が日本における『逆水寒』初のクローズドβテストであり、剣術や門派による王道の武侠体験に加え、農業・釣り・料理・建築といった 100 種類 以上のライフコンテンツも用意されるようなので、ぜひふるって参加していただきたい。

参加は以下より可能:
https://soj.onelink.me/yhEj/qr46pg6q

逆水寒(Sword Of Justice)』はPC/iOS/Android向けに、2025年中に日本向けサービスを開始予定だ。現在事前登録が受付中。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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