セガは7月14日、PS5/PS4/Nintendo Switch向けタイトルを対象にした大型セール「サマーセール」を、PlayStation Storeおよびニンテンドーeショップにて開始した。期間は8月14日まで。なお、タイトルによってセール終了日が異なる。
本セールでは、幅広いジャンルの多数のセガタイトルについて、ゲーム本編およびDLCがお安くなっている。そこで本稿ではズバリ「お買い得」をテーマに、いくつかの観点からタイトルをピックアップして紹介する。
・『龍が如く8』
PS5/PS4版（5808円/40%オフ/ストアページ）
今回のサマーセールの目玉として紹介したいのは『龍が如く8』だ。今年1月26日に発売された『龍が如く』シリーズ最新作が、過去最安値となっており、まさに今が買い時といえる。ただそれだけでなく、本作向けの各種DLCが初めてセールに登場しているのだ。これから本作を始めたいと考えている方にとって、格好のタイミングだろう。つまりお得。
本作のボリュームについて、大手コミュニティ参加型サイトHowLongToBeatでの集計によると、平均してメインストーリークリアだけでも約57時間、フルコンプを目指すなら110時間以上かかるとされている。ゲームの規模の大きさが伺える数字であり、セール価格でのお買い得さが際立つ。また、PS Storeにおけるユーザー評価が、本稿執筆時点で全体の91%が満点を付け、4.83となっており、本作はプレイヤーから非常に高く評価されている作品であることも付け加えておきたい。
今回初セールとなった『龍が如く８』のDLCについても一部紹介しておこう。対象DLCはすべて30%オフにてセール中だ。その内のひとつ「マスターズバケーションパック」では、クリアデータを引き継いでNORMAL・HARD・EX-HARDの3種類の難易度で周回プレイを楽しめる「PREMIUM NEW GAME」や、新シナリオ「ファイナルハワイダンジョン」、さらに、このDLCでしか手に入らない衣装やアイテムなどが追加される。主に本作をクリアしたプレイヤー向けのコンテンツパックだ。
ほかにも、バトル中などの春日や桐生たちに歴代シリーズのキャラクター衣装や水着などを着せられる「衣装詰め合わせパック」や、スジモンバトルとドンドコ島にシリーズの人気キャラが登場したり、役立つアイテムがセットになった「スジモンバトル＆ドンドコ島まとめてお得パック」、スペシャルジョブのフットボーラーとテニスプレイヤーを入手できる「スペシャルジョブパック」、またいわゆるプレイ進行の時短に役立つアイテムを収録する各種DLCもセール対象となっている。
・『龍が如く７外伝 名を消した男』
PS5/PS4版（3564円/40%オフ/ストアページ）
『龍が如く７外伝 名を消した男』は、桐生一馬を主人公とするアクションアドベンチャーゲームだ。彼の視点から、『龍が如く６ 命の詩。』以降の空白の物語が描かれる。桐生は、愛する者たちを守るため自ら死を偽装し、かつて日本のフィクサーとして暗躍した大道寺一派に身を寄せ、その秘密エージェントのひとりとなっていた。本作では、『龍が如く７』とは異なりアクションベースのシステムを採用。もちろん、やり込み要素満載のプレイスポットも充実している。
本作も過去最安値にてセール中だ。「外伝」ということもあってか、ほかのシリーズ作品と比べると比較的コンパクトな内容ではあるが、その分価格が抑えられており、セールによってさらにお買い得感が増している。ちなみにPS Storeでのユーザー評価は、本稿執筆時点で全体の91%が満点を付ける4.86となっており、非常に評価が高い。ちなみに本作をクリアすると、『龍が如く８』本編にはないシーンなども収録された『龍が如く８スペシャル体験版』がアンロックされる。
なお今回のサマーセールでは、ほかの『龍が如く』シリーズ作品や、「龍が如くスタジオ」が開発をてがけた『JUDGE EYES：死神の遺言 Remastered』『JUDGE EYES：死神の遺言』『LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶』もセール対象となっている。ぜひ併せてチェックしてほしい。
続いてセガに関係する海外スタジオが手がけた硬派な2作品も紹介しよう。いずれもセールでの最安値を更新しており、今が1番の買い時なのだ。
・『ENDLESS™ Dungeon』
PS5/PS4版（2194円/50%オフ/ストアページ）
『ENDLESS™ Dungeon』は、見下ろし型のツインスティックシューターに、タワーディフェンスの要素を取り入れたローグライト・タクティカルアクションゲームだ。開発はフランスにあるセガの開発スタジオAmplitude Studiosが担当。ソロプレイおよび最大3人でのオンライン協力プレイに対応し、プレイヤーは放棄された宇宙ステーション内の、入るたびに姿を変えるダンジョンにてモンスターの群れと戦う。本作は、個性豊かなヒーローキャラたちを強化しながら、何度もダンジョン探索に挑戦するゲームプレイが特徴。「無限に遊べる」作品として公式にアピールされており、お安く購入すればお得感も増し増しだろう。
なお今回のセールでは、「Die-Hard Elite」スキンパック（ヒーロー3人分）やデジタルアートブック、デジタルオリジナルサウンドトラックを同梱する「Last Wish Edition」も、過去最安値となる2744円/50%オフとなっている。
・『Company of Heroes 3』
PS5版（3795円/50%オフ/ストアページ）
『Company of Heroes 3』は、第二次世界大戦を舞台としたリアルタイムストラテジーゲームだ。本作は、『Company of Heroes』シリーズとして初めてコンソール向けに展開された作品で、PS5向けにカスタマイズされたUIや操作感が採用。ソロプレイおよび最大8人でのオンライン協力・対戦プレイに対応する。
本作にてプレイヤーは、刻々と変化する戦場で部隊を戦略的に指揮することとなる。シングルプレイモードでは、無類の戦略の選択肢から戦術を選び、作戦の遂行を指揮するサンドボックススタイルの「イタリアダイナミックキャンペーン」と、ドイツアフリカ軍団を指揮するリニア型ゲームプレイの「北アフリカ作戦」をプレイ可能。一方のマルチプレイモードでは、1対1から4対4までの対戦や、AI部隊に対して戦略を実行できる最大4人協力プレイを楽しめる。
今回のセールでは通常版だけでなく、マルチプレイ・協力プレイ・シングルプレイ・スカーミッシュで使える2種のバトルグループ（ドイツ国防軍・アメリカ軍）や、イタリアダイナミックキャンペーン用のイギリス軍空海戦隊、計4種のコスメティックパックが同梱された「Premium Edition」も、過去最安値となる4990円/50%オフとなっている。
続いて、シンプルにお買い求めやすい価格でセール中のタイトルを紹介。1000円ちょっとで購入できる、お得な2タイトルをピックアップした。
・『ツーポイントホスピタル：ジャンボエディション』
PS4版（1122円/75%オフ/ストアページ）
Nintendo Switch版（1122円/75%オフ/ストアページ）
『ツーポイントホスピタル：ジャンボエディション』は、病院の建設や運営をこなすシミュレーションゲームだ。プレイヤーの病院には、キテレツな症状をもった患者がやってくることが特徴で、たとえば頭が白熱電球になる白熱頭症や、カラフルな鳥に変身する色トリドリ病、ロックスターを気取ってしまうロックでなし病などがある。そうした患者を治療するため、病院施設の建設や治療法の研究、機材の配備などをおこない、また医師・看護師などのスタッフを雇って病院を経営するのだ。
本作は、メディアレビュー集積サイトMetacriticのメタスコアにて85という高評価を獲得し、またユーザーからも非常に高く評価されている。さらに、前出のHowLongToBeatによると、フルコンプを目指すとなるとゲーム本編だけで130時間以上はかかるとされている。この「ジャンボエディション」には各種DLCも収録されているため、ボリュームたっぷりでお買い得なのである。
・『Virtua Fighter esports』ゲーム本編＆DLCパック
PS4版（1320円/60%オフ/ストアページ）
『Virtua Fighter esports』は、3D対戦格闘ゲーム『バーチャファイター5 ファイナルショーダウン』のリメイク版だ。『龍が如く』シリーズなどの開発で使用されているドラゴンエンジンにより、グラフィックが美しく生まれ変わっている。ゲームモードには、CPUと対戦するアーケードや、オンライン対戦モードのランクマッチなどオリジナル版から存在するものに加え、最大16名が参加できるトーナメント戦や、総当たりのリーグ戦といった、近年のeスポーツシーンにも対応するモードを収録。また、観戦機能も用意されている。対戦格闘ゲームという性質上、いくらでもやり込めるためコスパは計り知れない。
付属するDLCパックの内容としては、キャラクターカスタマイズアイテム（約2000種類）や初代バーチャファイターのキャラクターモデル（全38種類）などを収録するDLC「レジェンダリーパック」となる。なお本作では、ほかにも『龍が如く』とコラボしたゲーム本編＆DLC「龍が如く」パックや、『鉄拳7』とコラボしたゲーム本編＆DLC「鉄拳7」パックも、同じく1320円/60%オフにてセール中である。DLCの好みで選ぶと良いだろう。各DLCの個別販売もおこなわれている。
お買い求めやすい価格のタイトルとして、Nintendo Switch版『SEGA AGES』シリーズもおすすめしたい。今回のセールでは、Nintendo Switch向けに配信されている以下の全19タイトルが、すべてこれまでの最安値と同額の499円/50%オフとなっているのだ。
各タイトルは、懐かしいセガタイトルが移植されただけでなく、さまざまな追加機能が導入されており非常に遊びやすくなっている。タイトルによっては、オリジナル版にはなかった新要素がゲーム内に追加されているものもある。クラシックゲームのファンだけでなく、オリジナル版を知らない方もぜひチェックしてみてほしい。
・『SEGA AGES アウトラン』
・『SEGA AGES ファンタジーゾーン』
・『SEGA AGES ソニック・ザ・ヘッジホッグ』
・『SEGA AGES ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』
・『SEGA AGES コラムスII』
・『SEGA AGES ぷよぷよ』
・『SEGA AGES ぷよぷよ通』
・『SEGA AGES ワンダーボーイ モンスターランド』
・『SEGA AGES アレックスキッドのミラクルワールド』
・『SEGA AGES イチダントアール』
・『SEGA AGES ゲイングランド』
・『SEGA AGES サンダーフォースAC』
・『SEGA AGES サンダーフォースⅣ』
・『SEGA AGES スペースハリアー』
・『SEGA AGES バーチャレーシング』
・『SEGA AGES ファンタシースター』
・『SEGA AGES SHINOBI 忍』
・『SEGA AGES G-LOC AIR BATTLE』
・『SEGA AGES ヘルツォーク ツヴァイ』
セガというと『ソニック』シリーズは外せないところだろう。最後に以下の3タイトルを紹介する。いずれの作品も、これまでの最安値と同額となる50%オフセールとなっており、非常にお買い得である。買い逃していた方は、この機会にぜひゲットしておこう。
・『ソニックスーパースターズ』
PS5/PS4版（3294円/50%オフ/ストアページ）
Nintendo Switch版（3294円/50%オフ/ストアページ）
・『ソニックフロンティア』
PS5/PS4版（3294円/50%オフ/ストアページ）
Nintendo Switch版（3294円/50%オフ/ストアページ）
・『ソニックカラーズ アルティメット』
PS4版（2194円/50%オフ/ストアページ）
Nintendo Switch版（2194円/50%オフ/ストアページ）
このうち『ソニックスーパースターズ』は、現時点での『ソニック』シリーズ最新作となるハイスピード横スクロールアクションゲームだ。ソロプレイに加え、シリーズで初めてオフライン4人協力マルチプレイに対応。ソニックやテイルス、ナックルズ、エミーとなって、飛行やカベ登り、強力なハンマー攻撃などそれぞれの個性豊かな能力を駆使しながら、巨大生物が生息する神秘の島ノーススター諸島の多彩なステージを駆け巡る。
本作では、カオスエメラルドを獲得するごとにエメラルドパワーと呼ばれる能力を解放し、たとえば見えないものが見えるようになったり、滝を登ったり、空中ダッシュしたりなどできるように。これを駆使してステージを探索し攻略するのだ。さらに本作には、ローカルで最大4人、オンラインでは最大8人で対戦できる「バトルモード」も収録。さまざまなルールでのバトルをみんなで楽しむことができる。
セガの「サマーセール」は、8月14日まで（タイトルによってセール終了日が異なる）。本稿で紹介した以外にもたくさんのセガタイトルのゲーム本編やDLCがお安くなっているため、ぜひ各ストア（PlayStation Store/ニンテンドーeショップ）をチェックしてみてほしい。
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