あなたの「ストラテジーゲーム」はどこから?プレイヤーに訊いてみる連載・乱CHANNEL.編。モバイルストラテジーは課金だけじゃなく「知略」がいるから面白い
モバイルストラテジーとの出会いや、同氏にとって一番気持ちいい瞬間とはなんなのか。

2Kは6月に『シヴィライゼーション: 時代と盟友』を配信予定だ。対応プラットフォームはiOS/Android。配信に先立って、プレイヤーたちに「シヴィライゼーション」および「ストラテジーゲーム」との出会いを聞く連載を開始する。
今回お話を聞くのは『三国志』モバイルストラテジーの攻略動画を、毎日投稿し続ける乱CHANNEL.さん。モバイルストラテジーとの出会いや、同氏にとって一番気持ちいい瞬間とはなんなのか。
『三国志』好きからたまたまモバイルストラテジーに出会う
――自己紹介をお願いします。
乱CHANNEL.(以下、乱)氏:
YouTubeだけで10年ほど動画投稿をしている乱チャンネルと言います。動画の内容といたしましては、スマホゲームがほぼメインで、好きなゲームをやりつつ、思いついたことを動画にしています。基本的には攻略などの動画を投稿しつつ、たまに生配信もやってるっていう感じですね。過去にやってきたゲームは、三国志が多くて、『三国天武』、『三國志 覇道』、『三國志 真戦』。あとはちょっとジャンルが変わるんですけど、TPSの『荒野行動』。この四つが動画を多めに上げたタイトルになります。
――ありがとうございます。ストラテジーはある程度プレイされてきたと思いますが、最初に触ったモバイルストラテジーゲームは何でしたか?
乱氏:
それが『三国天武』というゲームになります。会社の人に面白いよって勧められて一緒にやり始めた感じです。
――すぐにハマりました?
乱氏:
そうですね。めちゃくちゃハマりました。『三國志 覇道』や『三國志 真戦』とは少し違って、『クラッシュ・オブ・クラン』みたいな感じのゲームではあるんですけどね。面白かったです。
――なるほど。リアルタイムストラテジー風であったと。次にプレイされたのもモバイルストラテジーですか?
乱氏:
次が『三國志 覇道』ですね。
――ちょっと似た系統のものを探して?
乱氏:
そもそも子供の頃から三国志が好きだったんで、似たようなゲームやるんだったら三国志系が良かったなっていうのはあります。
――もともとの三国志好きっていう気持ちがストラテジーゲームに吸い寄せられたというか。
乱氏:
そうですね。まあ会社の人に勧められたのが、三国志のゲームだったっていうのは本当にたまたまなんですけど。三国志のゲームならやってみるか、みたいな感じでやりだしたのがきっかけですね。
戦略性が魅力でありつつガチャも気持ちいい
――三国志含めて、モバイルストラテジーゲームのどういうところが気に入っていられてますか?
乱氏:
プレイヤーの知識や性格、それに技術的なテクニックなどが大きく結果に出るところが面白いと思ってます。プラスアルファで課金せんかったら強い部隊とか組めないですけど、そのあたりのバランスがうまいことできてるゲームは本当に面白いと思いながらやってますね。
――知性や戦略を問われるのが面白いと。
乱氏:
そうですね、どれが足りないでもダメみたいな。たとえば、大量課金しても知識がなかったら苦手な部隊と戦わせて負けてなんやこれってなったりもしますし、逆にあんまりお金使えない人でも知識や技術などのレベル上げて、課金してる人に勝てたらそれはそれですごい気持ちがいいじゃないですか。そういうことが起きうるのがこの手のゲームのいいところという気はしてます。
――なるほど。数字がメインのゲームは課金が強いと思いがちですけど、意外とそうでもないことが多いと。
乱氏:
そうですね。もちろん課金のバランスはゲームによりけりな部分ではあると思うんですけど。
――思考力が必要だったり考えることが好きがないとなかなかできないジャンルではありますよね。
乱氏:
そういう考えたうえでの結果に気持ちよくなれる人じゃないと続かないのかなっていう気がします。
――ちなみにこのジャンルではどういう時が一番気持ちいいですか?
乱氏:
今までのインタビューの回答とずれるんですけど、やっぱりガチャで武将引いた時ですね(笑)
一同:
(笑)
――間違いないですね、正直でよろしい(笑)
乱氏:
レア武将引けたときはやっぱり脳汁出ますね(笑)
ストラテジーゲームは実況に不向きでも動画ネタは豊富
――ストラテジーゲームは画面が派手じゃなかったり、動きが少なかったり、個人的には実況に不向きなジャンルと思ってるんですが。
乱氏:
おっしゃる通りですね。いや、ほんまにそうです。
――それでもあえてストラテジーゲームを実況で遊ぶ理由って何ですか?
乱氏:
これに関しては面白いからの一言に尽きるところがあります。僕のチャンネルの収益の九割九分九厘が実況生放送ではなくて投稿動画になるんですよね。今メインでやってる『三國志 真戦』でも生放送は二、三ヶ月に一回しかしないんですよ。それでも動画のネタ的にはものすごい豊富と感じてます。
――編集作業の度合いによると思いますが、生放送の方が楽だったりしませんか?動画がメインなのはなぜでしょう?
乱氏:
たしかに生放送の方が楽ですね。でも生放送で人気が出るタイプじゃないっていうのを自分でわかるんですね。
――自分でわかるんですか。
乱氏:
なんだかんだ過去には生放送を結構やってるんですよ。暇つぶしなんですけど、集客できとらんなっていう実感があって、本当に趣味みたいになってるところがあるんです。ただ、動画の場合は本腰入れて作ったタイトルは、YouTubeで同じゲームの動画上げてる人の中ではトップ層に食い込めてるのかなっていうぐらいにはなったので、そっちの方が適性があると感じてます。
――なるほど。手応えをしっかり探って、自分のやりたいことと視聴者が求めていることのバランスがちょうど今の形。
乱氏:
そうですね。やっぱりあかんこと永久にやってても、たぶんあかんのだろうなとは思ってます(笑)
――楽しくないと動画たくさん作れないですもんね。
乱氏:
それはありますね。やっぱりおもんないゲームの場合はすぐ辞めてしまってる傾向はあります。やり始めても2~3回で辞めるみたいな。
――建付と本音が一致していて面白いですね。無理をしない飾らない。
乱氏:
恐れ入ります。あんま自己評価も高くないんで、できることしかできんかなとは思ってます。
――でも自分のできることを見極めて無理しないようにしっかり遂行するって凄いですよね。
乱氏:
ありがとうございます。嬉しいです。自己肯定感上がります(笑)
知識と課金で『シヴィライゼーション: 時代と盟友』を勝ちに行く
――ストラテジーゲームをいろいろやってる中で、『シヴィライゼーション: 時代と盟友』で面白そうなところや、こういうふうに遊びたいなど、所感を教えてください。
乱氏:
たぶん編成した軍団同士の戦いが発生すると思うんですけど、自分の方が戦力で下回ってても知識で勝って、相手に何で負けたんだみたいな思いをさせることができるのはやっぱり根幹の楽しみですね。あとは仲良い人と協力して何かしらの目的を達成したり、そのあたりを楽しみたいですね。
――戦略性で勝つことにこだわりがあると。
乱氏:
そうですね。当然それなりに課金するというのが前提ではあるんですけど、やっぱり負けたくない気持ちはめちゃくちゃあるんで。もうどんなに仲良い人でもゲーム内で敵対しちゃったら、もうその人のことほんまに嫌いになっちゃうんですよ。
一同:
(笑)
――めちゃくちゃ負けず嫌いじゃないですか(笑)
乱氏:
まあ、そのために使うお金には限度があるんですけど、『シヴィライゼーション』というゲームから得られる知識には際限ない気がしてるんで、そのあたりを頑張りたいと思っています。
――なるほど。現時点でガチ目に競技性もある程度は感じられてる。
乱氏:
そうですね。蓋開けてみないとわからないですけど、僕はこれ流行るんじゃないかと思っています。
――その理由は?
乱氏:
それは直感でしかないです。でも直感でこのゲームはそれなりに流行るやろうなと思ったら、だいたい流行ってるんでこれも流行るんじゃないかという気がしてます(笑)
――たしかに実際にプレイする前でも、流行ってるゲームを遊んできた肌感としてありますよね。
乱氏:
ありますね。もう一つ言うならば、こういう風にインタビューしていただいたりだとか、説明会をZoom
でやったりだとかもそうです。これまでも案件いただいて、ゲームを動画にしたり生配信したりして、お給料いただくみたいなことは結構やってきたんですけど、ここまで本格的にしていただいたの初めてなんですよ。それでめちゃくちゃ力入ってるんだなっていうのを肌で感じるので、流行るんだろうなって感じているところもあります。
――いろいろと率直な意見をいただきありがとうございました。
『シヴィライゼーション: 時代と盟友』はiOS/Android向けに6月に基本プレイ無料で配信予定だ。