『ウマ娘』新育成シナリオ「朋、史解き ―午式駿大祭―」先行プレイ感想。新シナリオは”迷わなくて強い”「これ、難しいやつでは?」と思ったら素直なプレイ感

『ウマ娘 プリティーダービー』の新育成シナリオ「朋、史解き ―午式駿大祭― 」の先行プレイレポートをお届けしたい。

Cygamesは『ウマ娘 プリティーダービー』の新育成シナリオ「朋、史解き ―午式駿大祭―」を2026年10月26日(月)12時にリリースする。今回も新育成シナリオの先行体験会に参加する機会に恵まれたので、プレイレポートをお届けしたい。

今回のシナリオについて、各種の用語を聞いていると「難しそう!」と思ってしまったが、プレイしていくうちに「思ったほど難しくないな」となり最終的に「むしろ迷うところがなくわかりやすい育成シナリオなのでは」という印象に落ち着いた。以上の感想について、なぜそう感じたのか語っていきたい。なお、画像や育成後の能力は調整中のものであり、リリース時とは異なる場合があることをご了承いただきたい。


「朋、史解き ―午式駿大祭―」とは?

「朋、史解き ―午式駿大祭―」(以降駿大祭編)のテーマは祭。とは言えトレセン音頭から想像されるような「お祭り騒ぎ」ではなく、十二年に一度行われる伝統的なものであり、奉納するための祭儀であり、行われる神事の演目について修行を積んでいくというものである。

今回、キービジュアルの中心にいるのは午式駿大祭の巫女である吾妻というウマ娘。彼女が新友人サポートカードとして実装され、同時にシナリオリンクキャラクターの一人であるパワーサポートカードのマヤノトップガンが実装される。また、新育成ウマ娘として新たな衣装のダイワスカーレットも登場する。以前に実施された駿大祭を舞台にしたストーリーイベントにて実装された和装のウマ娘を思い出させるその出で立ちは、続いていく駿大祭という伝統を感じさせてくれる。なお、新友人の吾妻についてだが、RとSSRでは明確な性能差があるため、できれば1枚はSSRを確保したい。

新サポートカード[いとどめでたき、まつりかな]吾妻と[Time of Departure]マヤノトップガン。吾妻は友人サポートカード、マヤノトップガンはパワーのサポートカード。

と、真面目な話で始めてしまったが今回の先行体験会は「お祭り」というテーマに合わせてかこちらはむしろトレセン音頭が似合いそうな雰囲気で開始されており、真面目なシナリオも相まってギャップが大変楽しいものとなっていた。

先行体験会会場に設置されたお祭り風のリアルミニゲーム


トレーニングにバフをつけ、強力なトレーニングを発動するためのゲージを貯めていく。駿大祭編の基本システム

駿大祭編の基本的な流れについて説明していこう。育成開始から3ターン目、後述する「駿大祭合宿」開始時、およびクラシック、シニア級の開始時に「教え伝受」と呼ばれるトレーニングバフの付与が行われる。その後はトレーニングすることで演目ゲージを溜め、演目ゲージが溜まりきったら強力なトレーニングである演目稽古を発動することができる。

駿大祭編では合宿が特殊な「駿大祭合宿」となり、合宿中のトレーニングはすべて演目稽古となる。今までの育成シナリオと大きく違う点としてジュニア級の夏にも駿大祭合宿が発生することにある。この時期に合宿が入るのは初めてになるが、どれくらい能力値の底上げに寄与するかが気になるところだ。

ジュニア級とシニア級の12月後半には進捗発表会があり、シニア級10月後半に午式駿大祭と呼ばれる今回の祭りの目的でもある総仕上げのイベントが開催される。開催時期は特殊だが、この後もウマ娘の育成は続いていく。たとえば、スティルインラブの場合は午式駿大祭の後にジャパンカップに出場し、そのまま12月を迎えてURAに参加することになるのだ。

12月後半の進捗発表会。


教え転成? 演目稽古? 新しい単語が出てくるがフォローは手厚く親切

「教え」についてだが、「一緒にトレーニングするウマ娘たち」に付与することになるため、どのサポカにどの教え=バフをつけることが最適かを考えることになる。年末に教え転成というイベントが発生し、バフを強化することが可能だ。

また、強化したバフをつけ直すことも可能だ。と、ここまで書くと「なんだか難しいのでは?」と思われる方もいるかもしれないが、ゲーム内ではおまかせ編成があるため、まずは深く考えずに教えを付与していくことが可能だ。また、教え転成や転成後の切り替えについても、おまかせを選ぶことで勝手に切り替えてくれる。「まずはやってみよう!」という気分にさせてくれるのが嬉しい。

教え伝受画面及び教え転成画面。どちらにも「おまかせ設定」があるのがポイントだ。

同じく新しい単語として登場する「演目稽古」だが、こちらはゲージを溜めることで発動できる強力なトレーニングとシンプルに考えてよい。ゲージの溜め方についても「一緒にトレーニングするウマ娘が多いところを踏む」のをまず考えていけばいいだろう。

演目稽古は発動後に実行したら再度ゲージを溜め直す必要があるが、この演目稽古は一度発動可能になると強力なトレーニング状態を保持できる。駿大祭合宿ではすべてのトレーニングが演目稽古になるのだが、6月下旬に演目稽古が発動してしまっても、合宿終了後の9月上旬に演目稽古が実行できるようになっているので安心だ。

演目稽古発動状態。上から4番目の「大曳神輿」が発動中。

トレセン軒編ではラーメンのコツや隠し味の秘訣をうっかりあふれさせることがたまにあった筆者だが、今回はそのような「やってしまった」感が薄れている印象があり大変ありがたかった。複数の演目稽古が発動しても選ばなかったほうが消えるということもなく、「どれを選ぶのが最適解か?」という悩みが少ないように思えた。

「演目稽古が発動しているけどトレーニングが光ってないから次のターンに回そう」という判断もできるので、こちらもトレセン軒編のように「今ラーメンを食べたほうがいいのか? それともそのままトレーニングしたほうがいいのか?」と悩むシーンは少なかったように思う。


育成完了! 育ち終わったウマ娘は過去の育成と比べて明らかに強くなっている。

今回の先行プレイでは、手動育成を1回、おまかせを2回育成してみた。トレセン軒編ではスピード3枚編成が主流だったという印象があるが、今回はスピ2スタ1パワ1賢1友人1でプレイしている。これは「教え」の付与がサポカに対して行われるため、なるべく多くの種類のサポカを編成したいからである。この辺りの「どのサポカをどう並べるか」については今後の研究が待たれるところだが、今回は中距離向けの育成を試みたこともあり、このようなある種無難なサポカ編成としている。

トレセン軒編とは違い、スピードのサポートカードは2枚編成にしている。

先に「とりあえずおまかせでやってみよう」と書いたのは筆者の手動育成がそのようなおまかせでの教え設定だったからなのだが、その状態でも初プレイでトレセン編をやや上回る能力値のウマ娘を育成することができた。逆におまかせだとトレセン軒に比べて若干スキルポイントが低い印象があったが、後から「おまかせでもいつどのように教えを設定するか決めることが可能である」ことに気づいたため、ここを調整すればおまかせ育成の結果も伸ばせるのではないかと考えた。


目指せエリザベス女王杯1着、おなじみメディアレースの行方は

今回も恒例のおまかせ育成したウマ娘によるメディア対抗レースが開催された。舞台はエリザベス女王杯。筆者はいつものごとくスティルインラブを育成していたため好都合とばかりに満を持して参戦したのだが、残念ながら結果は三着に終わった。

なお、優勝は電ファミニコゲーマー様のアーモンドアイ。改めて競馬史に輝く九冠馬の強さを思い知った次第。メディア対抗レース始まって以来初の勝利と喜ぶ記者氏を見ていると、デビューから時間をかけて念願のG1を勝った騎手の姿を見ているような気がして自分まで少し喜ばしくなってしまった。

一方、筆者は実装からずっと体験会にはスティルインラブで参加しているのだが、昨年の温泉編以来勝利から遠ざかっている。その流れになんというか競走馬のスティルインラブを少し思い出してしまう。いや、同じようにこのまま影が薄くなるのは非常によろしくない。次回以降は頑張らねばと決意を新たにさせられた。


難しそうに見えても迷いが少ない。『駿大祭編』総評

先行プレイを終えてもっとも印象に残ったのは「難しそうに見えて、実際にはかなり素直に遊べる育成シナリオ」というところだった。教え伝受、教え転成、演目稽古と聞き慣れない言葉は多いものの、とりあえずおまかせに頼っても育成は成立するし、演目稽古をうっかりムダにしてしまうような場面も少ない。

和の雰囲気が印象的な育成シナリオ。担当の優雅な姿も楽しめる。

一方で、教えを誰に付与するか、いつ切り替えるかといった部分には研究の余地も残されている。まずは迷わず遊べて、慣れてきたら自分なりの最適解を探していける。そんな間口の広さが、今回の駿大祭編の大きな魅力になりそうだ。

『ウマ娘 プリティーダービー』は、PC(Steam/DMM GAMES)/iOS/Android向けに配信中だ。

© Cygames, Inc.

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怪しい隣人
怪しい隣人

主にスマホゲームを中心に、サービス終了したゲームの情報を収集したり、開始早々ダメなことになっているゲームの情報を紹介するのが趣味です。サービス終了ゲーム死亡リストは1500件を超えました。年々ゲームが複雑になり、ダメさを判定するのに時間がかかるのが最近の悩みです。

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