『Wo Long(ウォーロン)』はゆるかわソウルライクとして好き。『ブルーアーカイブ』ストーリー最終編が見事。『Apex Legends』新シーズン楽しい。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。379回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。379回目です。ポカポカ陽気。


スティックには噂のホールセンサ採用


今週はNintendo Switch用コントローラー「NYXI Wizard Wireless Joy-pad」が届きました。ゲームキューブコントローラーを再現したスタイルが採用され、上の画像のようにNintendo Switch本体に取り付けて携帯モードで使用可能です。また付属のアタッチメントを利用すると、ウェーブバード風の無線コントローラーになる。ちなみに、日本での販売も視野に入れているのか技適取得済みでした。

冗談のような見た目ですが、製品自体はしっかりした造り。また機能面は現代的にアレンジされていて、Nintendo Switch向けに必要なボタンはすべて完備。ZL/ZRはスコスコしたトリガーではなく、Proコンに近い押し心地になっています。スティック押し込みやジャイロにも対応。パーツが異なるため、オリジナルとは手触りの違いを若干感じるものの、この大胆な製品化にはただ賛辞を贈りたい。
by. Taijiro Yamanaka


新しくなったクラスシステムの恩恵が光る『Apex Legends』


今週は固定メンバーと『Apex Legends』のランクマッチを遊んでいました。今シーズンの魅力はやはり何といっても調整されたクラスシステムですね。何時も使うアッシュ・バンガロールはアサルトクラス。自分の武器のアタッチメントが強化されるだけでなく、味方の武器などもサポートできるのが何より魅力的でした。また今シーズンからランクマッチのマップはローテーションとなり、毎日プレイスタイルや立ち回りを変えなければいけない楽しさもあります。

筆者はやっとダイヤ帯に踏み込んだわけですが、今シーズンはダイヤ帯以降が全プレイヤー人口のおよそトップ2%とのこと。数マッチ遊んでみましたが、やはり前シーズンがマスター・プレデターの方々ばかりのまさに魔境。中にはプロプレイヤーの方々もいて、ボロボロに撃ち負けては立ち回りの未熟さを痛感しています。しかし、そのたびに固定メンバーたちと“ああした方が良かった、次はこうしよう”とプレイスタイルを研磨していく楽しみを感じています。まだ二十日ほどあるので、ダイヤ帯を駆け抜けてみたいと思います。
by. Mayo Kawano


あまねく奇跡の始発点


毎日色んなゲームを遊んでいますが、この1年ぐらいは追っているコンテンツの一つに『ブルーアーカイブ』があります。『ブルーアーカイブ』といえば、インターネットにおいては女生徒の大きくて長いものがたびたび注目を集める過酷なコンテンツで、韓国の人工川は大変透き通っているそうですね。一方個人的には、コミカルで騒がしい日常のもとに、世界の謎を絡めたシリアスな柱が建っている作品です。プレイヤーの分身である先生の変態行為にはドン引きしながら、銀行強盗からテロ事件まで寒暖差の激しいキヴォトスでの日々を過ごしてきました。00年代の美少女ゲームの面影を感じさせることも特徴でしょうか。かつて作中の少年として体験してきた戦いを、今度は大人として見守っているような気もしています。

そんな『ブルーアーカイブ』のメインストーリー最終編「あまねく奇跡の始発点」が、この2か月ぐらい展開されていたのです。最終編では、これまでストーリーで描いてきたキヴォトスの謎や生徒たちとの絆が結実。積み重ねてきた多くの文脈に乗せた、世界の命運をかけた大きな戦いが描かれていました。特に、課金やガチャまで作中に取り込んだ、プレイヤーへの信頼すら感じる演出は見事。ゲームならではの表現が戦いの最後を飾っていました。キヴォトスではすでに壊れた街の復旧作業が始まっていますが、今後も彼女たちの日常と奇跡を見守っていきたいですね。
by. Keiichi Yokoyama

紅晶ちゃん体力低くない?


『Wo Long: Fallen Dynasty』をプレイしています。コーエーテクモゲームスの三國死にゲー。ゆるかわソウルライクとして、今の筆者には非常に“ちょうどいい”ゲームで楽しめてます。というのも、このゲーム割とゆるいんです。

本作の敵/マップはほんのり意地悪で、ボスはそこそこ手応えあり。死ぬ時は一瞬。ただ割幅をもたせて作れている。本作は、パリィ的な入力である化勁次第のゲームですが、化勁は使用リスクそれほどないので、雑に使っていける。というか、基本的にそれぞれの要素にリスクがさほど設定されていない。リスクはあるもののあくまで少なめ。それと仲間同行が基本なので、緊張感やヒリつき感も控えめ。死んだ時のリスクも少なめ。アイテムやブキ含めて打開策の幅も広く、ソウルライクのゲームとしてはかなり懐が広い印象です。ボスは手応えがありますが、“良い出だし”を決めれば押し切れることも多く、詰まりはほぼなし。『SEKIRO』インスパイアを感じますが、難易度はまったく別物です。

人によっては物足りなさそうではありますが、最近仕事による疲労が大きめの自分にはぴったり。化勁連発してスタイリッシュ討伐、でも脳死プレイじゃダメ。雰囲気でプレイしてもOK。難易度は(ソウルライクとして)ユルく、オッサン美女ともにかわいい武将たちのカットシーンをながめる。そんなゆるかわソウルライクとしていい温度感で楽しめてます。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
AUTOMATON JP
記事本文: 882