『ダークソウル』いまさら始める。『Skul』は隙間時間にぴったり。一人称視点RPG『Lunacid』から感じる懐かしさ。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。332回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。332回目です。後もう少しでゴールデンウィーク。

スキマ時間用ゲーム

最近は『Skul: The Hero Slayer』をよくプレイしています。骸骨キャラが主人公のローグライクなアクションゲーム。ステージで入手した頭に付け替えることで、武器やスキルが異なる別のキャラになれることが特徴です。明らかに強いキャラもいるものの、どの頭に出会えるかはランダム。無理して粘っていると、お金やバフアイテムを取り逃がし強化が遅れることになるため、どこかで折り合いをつけてステージを選択していく必要がある。

攻撃属性には物理と魔法の2種類があり、個人的には序盤から使い勝手の良いキャラは物理、最終的に強いキャラは魔法という印象。そのため早めに好みのキャラを引けないと、道中でどちらを強化していくべきか悩むことに。本作は特に後半の難易度が高く、どっちつかずでいると苦戦を強いられる羽目にもなります。本作はボリュームが比較的コンパクトなこともあり、あれこれ試しながらずっとプレイしています。
by. Taijiro Yamanaka


ケチャップandマヨネーズ

今週は、早期アクセス配信が始まった『ケチャップandマヨネーズ』を遊んでいました。本作は、なんやかんやあってホームレスデビューを果たしたケチャップとマヨネーズの2人が、家を取り戻すため冒険に出るRPGです。戦闘中、敵味方の攻撃時にはミニゲームが発生。ハートを動かして敵の攻撃を避けたり、爆弾の火を水鉄砲で消したり、『マリオ&ルイージRPG』や『UNDERTALE』などの影響を思わせる戦闘が展開されます。

早期アクセス配信が始まったばかりなので、現時点で実装されているのはフルバージョンの半分程度。2人の冒険は、まだまだこれからといった段階です。ただし、本作の方向性はすでにはっきりしています。何かと暴力で解決しようとするケチャップと、のんびりした雰囲気のマヨネーズ。自由な2人の前には個性的なキャラクターたちが次々に登場し、短いながらもハチャメチャで愉快な冒険が繰り広げられていました。完成までは先が長そうですが、続きにも期待したいところです。
by. Keiichi Yokoyama


魂が呼応するフロム・チルドレン

今週はSteam早期アクセス配信中の『Lunacid』をプレイ。開発者と魂が呼応し合うような体験をしました。というのも、本作は『キングスフィールド』や『シャドウタワー』など、過去のフロム・ソフトウェア作品に影響を受けたと標榜。内容としても、独自要素もちらほらあるものの基礎はフロム・ソフトウェアの一人称視点ARPGそのものとなっています。

プレイしてみると、手が勝手に20年以上前の「あの動き」を再現しだすので驚きました。敵の周りをグルグルまわったり、微妙に間合いをはかってヒットアンドアウェイしてみたり、敵の魔法をカニ歩きで避けたり。また、戦闘だけでなく「もう帰してくれ」と叫びたくなるけど歩くのが止められないレベルデザインや、碑文などで徐々に明らかになる世界背景なども見事。メニュー操作の不便さや手動セーブによるうっかり死亡巻き戻しなど、そこかしこの不親切ささえ心から愛しく感じます。

実装済み部分全体を通して、開発者とフロム・ソフトウェアについて語り合っているような、フロム魂が響き合う感覚を味わえる作品となっています。『エルデンリング』の後にこんな作品を遊べるとは、いい時代になったものです。開発者のKira氏と話せる機会があったら「ちょっと『エターナルリング』も入ってますよね?」と是非お聞きしたい。
by. Seiji Narita

いまさら感もあるが

『エルデンリング』をプレイし、ソウルゲームをもっと遊びたくなりました。これまで、ソウルゲームはゲームこそ購入していました。序盤は遊んでいたのですが、ゲームの遊び方やリズムがつかめず、なんとなく自分のためのゲームじゃないとして放置。しかし『エルデンリング』にハマったことで、ソウルゲームの遊び方を理解。ということで、『ダークソウル リマスタード』を遊んでいます。

どういう意地悪があるか、どういう風に進めるのか、『エルデンリング』のプレイで培われたものがあるので、しっかりめにハマりました。ちょい昔のゲームのですが、さすがはリマスター版。モデルなどは今みても色あせません。ただ、アニメーションは結構古さを感じます。このへんは、ソウルゲームシリーズの進化につれて発展していくのでしょう。そうした変化を見るのも楽しみです。大量のソウルゲームを、これから何も知らない状態で遊べると考えると、高揚が止まりません。ただ、Steam版については、今はサーバーが止まっているためネットワークプレイができず。他プレイヤーのメッセージが見れないのが非常に寂しい。復旧されてから本腰入れる。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
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