『エルデンリング』をプレイするホラー嫌い。出血神秘ビルドに震える。『Destiny 2』「漆黒の女王」の安心感。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。326回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。326回目です。できることをしましょう。

可愛い顔して、やってることはハード

今週は『星のカービィ ディスカバリー』の体験版が配信されたので早速プレイ。シリーズ初の3Dアクションということで、どういった感じになるのか興味津々でしたが、コピー能力を含めすんなりフィットしている。むしろ、なぜ今までなかったのか。グラフィックも綺麗で、カービィや敵のキャラクターの可愛さが、より際立って見えるような気がします。それでいて、ロード時間が短いのも印象的でした。

新たな能力ほおばりヘンケイは、コピー能力の派生系といえそう。体験版の範囲では攻撃面に強みがあるものが多いですが、製品版にはステージ攻略にもっと密接してそうなユニークなヘンケイもあるようなので楽しみです。ステージ構成に関しても、体験版はほぼ一本道でたまに脇道がある程度ですが、トレイラーではもっと幅広く動き回っている場面もあるように見え、ほかのステージがどうなるのか興味深い。少なくとも、探索要素がもう少し充実していると嬉しいな。
by. Taijiro Yamanaka


褪せ人の団らん

夕飯どきに家族と「『エルデンリング』どこまで進んだ?」という話をするのが日常になっています。どのボスに苦戦しているだとか、どこそこでNPCを見つけただとか、強い武器を手に入れただとか、自分が探検していたときには見つけられなかった情報を交換するのが面白い。ネタバレ問題はあるものの、お互い様子を探りつつ、目くじらを立てないように語らっています。

筆者は『SEKIRO』こそクリアしているものの、ソウルシリーズにはあまり馴染みがありません。パラメータ振りや派生などに触れるのもほぼ初めてで、とりあえず盗賊に向いていると聞いた出血神秘ビルドを試しています。とある侵入者を撃退したらドロップした出血系短剣がめちゃくちゃに強く、中距離から戦技を撃っているだけでゴリゴリ敵のHPが削れます。難敵と聞いて身構えていた大ボスをあっけなく倒してしまったときは、壊れ武器を手にしてしまったのかもしれないと震えました。今後、出血が効かない敵が出てきたらどうしよう。封印すべきか悩んでいます。
by. Aki Nogishi


ハイヤーッ!チョリサャー!イヤーッ!

今週は、この間大型DLC「漆黒の女王」が配信された『Destiny 2』を遊んでいました。久しぶりの同作復帰とあって、新しいストーリーの幕開けにもワクワクしながらプレイ開始。しかし、序盤は良くも悪くもいつも通りの感触で、『Destiny 2』の変わらない味にほっとしつつストーリーを進めていきました。

ステイシス同様のボイドサブクラスシステムや、新ロケーションの情景などを楽しみつつも「もうちょっと新鮮味を……」と思っていたところ、ありました。筆者の胸にグッとくる新しい風が。新武器種の「グレイブ」です。突出した強みは感じないものの、3連撃の近接攻撃コンボがとにかく楽しい。筆者は思わずカンフー映画のように声を出してしまうほど気に入りました。基本の近接攻撃とも、既存の武器種である剣とも違った爽快感のあるバッサリアクションを楽しめます。また、射撃に流麗に移れるカッコよさやガードの汎用性も魅了。新しいサブクラスシステムと合わせてのシナジーも面白く、しばらくは普段遣いに愛用しそう。新武器も多いのでまずは保管庫を開けなければ。
by. Seiji Narita


常識破り

仕事と家事している時以外は、ほぼずっと『エルデンリング』をやっています。わけがわからないぐらいのめりこんでます。ちょっと病的で、自分が心配になります。体験できるイベントやダンジョンを全踏破してクリアしたいと思っているので、まだまだ時間がかかりそうですが、とにかく面白い。

ここまで没頭できていることが、個人的にかなりサプライズ。筆者は、極度のビビり。ジャンプスケアが苦手で、ホラーゲームは正直遊べません。『The Vanishing of Ethan Carter』の鉱山で泣くほど。このエピソードは同僚に何度も話して飽きられてます。それぐらいびっくりと恐怖が恐いのです。『エルデンリング』は、がっつりホラー要素あり。閉所で、脇道から不意打ちがあったり、ひどい目に遭わされたり。恐怖要素ドド盛り。プレイしてると尋常じゃなく疲れる。それでも、プレイを中断しようとは思わないです。むしろ終わるのが惜しい。地下墓地にも鉱山にも何度でも立ち向かいます。

メッセージによる緊張と緩和や、恐怖が自分自身で克服できる要素多い、といったそれらしき理由はありますが、それでもなぜ自分がここまでのめり込んでるのか、わかりません。苦手なことだらけなのに、遊ぶのをやめられない。『エルデンリング』は自分の中のゲーミング常識や限界を打ち破りまくってきます。恐ろしい。
by. Ayuo Kawase

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