『原神』新エリア稲妻は探索クエスト充実。『ポケモンユナイト』のワタシラガがエグい。東京オリンピックをゲームで楽しむ。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。296回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。296回目です。暑いですね。


おうちで楽しみましょう

なんやかんやで開幕を迎えたので、今週は『東京2020オリンピック The Official Video Game』を少し触ってみました。競技種目は計18種類で、各種陸上、競泳、球技のほか、BMXやスポーツクライミングなどを収録。どの競技もシンプルな操作で楽しむことができ、たとえば柔道ならボタン入力で釣り手と引き手をそれぞれ操作し、組んだ後は、相手とのボタン連打合戦で技の成否が決まります。技の出し分けができ、また返し技や、組み手を切るなどの駆け引きも用意されている。

実際の種目数と比べるとかなり少ないものの、これだけのスポーツゲームをまとめて楽しめるのはお得。個人的には、飛び込みやトランポリンなどもあれば、ゲームシステムによっては面白そうだと思ったのですが、あれもこれもとは中々いかないのでしょう。なお本作では、オンライン対戦やキャラクターカスタマイズにも対応。アイテムアンロック要素もあります。
by. Taijiro Yamanaka


稲妻の冒険

ついに3番目の国が登場した『原神』を遊んでいました。新エリア稲妻は、雷神たる雷電将軍の治める和風の国。旅人は、生き別れの兄妹を探して新たな土地を訪れたものの、稲妻では数百年前から続く鎖国令に加えて、「目狩り令」の元に神の目狩りが進行しているのでした。永遠を求める雷神。神の目と願い。旅人は、稲妻で起こる動乱へと徐々に巻き込まれていきます。

一方、新たな土地を舞台にした世界任務では、大小の問題や謎をきっかけに新しい歴史や信仰、文化などが描かれていきます。稲妻では、モンドや璃月よりも凝った任務が増えた印象があり、ロケーションやギミックを活かした大掛かりなものも多数登場。オープンワールドとして遊ぶのはかなり久しぶりな気がしますが、探索しつつクエストを進めていくだけでもかなり時間を持っていかれています。いまのところ気に入っているのは、小さな祠での一幕から始まる大掛かりなクエストです。稲妻の歴史や神秘的なロケーションも然ることながら、未知の空間へ足を踏み入れる展開にはワクワクさせられました。発見の難しいものや条件の複雑なものもいくつかあるようなので、探索しつくすまではしばらく時間がかかりそうです。
by. Keiichi Yokoyama


ふわふわえげつないワタシラガ

今週は7月21日に正式サービスインした、Nintendo Switch版『Pokémon UNITE(ポケモンユナイト)』を遊んでいました。ネットワークテストでも触れていたのですが、いわゆる「MOBA系」に属しつつも、筆者のような初心者でも恐れずに飛び込める手軽さはやはり魅力。気負わずに楽しめる一方で戦略性もしっかりとある印象で、勝つために「わざ」や「もちもの」の選択(ビルド)や立ち回りを調べていると、今まで詳しくは知らなかったMOBA系の用語や戦術がどんどん頭に入ってきます。

一通り試したなかでも、筆者が特にお気に入りのポケモンは「ワタシラガ」。クラス制の対戦ゲームでは、サポートロールよりダメージディーラーを選びがちな筆者ですが、ワタシラガは肌に合いました。ふわふわのキュートな見た目。そして、対戦相手への攻撃と味方への回復の両立。可愛らしさと非常に(相手チームにとって)厄介な性能のギャップに心を掴まれてしまいました。今後もコットンまみれのワタシラガ道を歩み、情報収集とマッチを重ねつつ『ポケモンユナイト』を通じてMOBAについて学んでいこうと思います。また、正式リリースにともない実装された少額課金要素なども気になる点。「もちものきょうかキット」が足りるか否か、慎重にプレイしていきます。
by. Seiji Narita


キャバクラネタはわからんが

積みゲー消化月間ということで、『AI: ソムニウム ファイル』をプレイしています。事前評判は「面白い」「エグい」「下ネタがきつい」と聞いていて、どんなゲームなんだと心配していましたが、クリア手前、おおむねその評価は正しいのだなと気づきました。下ネタについては多すぎてしんどいという評判を聞いていた分、心構えができていたので引っかからず。ともかく笑えるテキストが多くて、その点含めて楽しめています。

びっくりしたのが、アドベンチャーゲームとしては信じられないくらいお金がかかっている点。テキストも膨大で、ほぼフルボイス。キャラモデルの質はよく、各所の演出も素晴らしい。物を飲んだり噛んだりする細かいモーションも、どれも端折らず用意されていて、ビビりますね。普通はテキスト表現や暗転で済ましそうなところも、全部キャラが動いてやるのはビビる。テキストやシナリオは、美少女ゲーム的な良さがありつつ、それでいてビジュアルや演出面では大規模作品のクオリティ。しばらく定価の高さ(税別6800円)を理由に手が伸びなかった作品ですが、これぐらいの価格になるのも納得です。このへんは実際にプレイしないとわからないので難しい。ストーリーもよいのですが、プレイ中はずっとADVとしてのリッチさに圧倒されてます。新作は絶対に発売日に買います。見逃していてもったいない。
by. Ayuo Kawase

AUTOMATON JP
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