『FF7リメイク』の作り込みは狂気レベル。幻となりそうなNintendo Switch『Cooking Mama: Cookstar』確保。Joy-Conドリフトつらい。今週のゲーミング

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。231回目です。

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。231回目です。GWもおうちでゲームしましょう。

 

取り急ぎパッケージ版を確保

今週は『Cooking Mama: Cookstar』をプレイ。料理ゲーム『クッキングママ』シリーズの新作として海外で開発・発売されるも、権利元が販売元の契約違反行為を訴え、一方の販売元は合意どおりだと反論するという、何とも泥沼な展開を見せている例の作品です。PS4版の発売も争点のひとつでしたが、騒動発覚後に予約受付中の店舗からパッケージ画像が削除され始めており、このまま発売されない可能性が出てきた模様です。

ゲーム内容はというと、従来のシリーズ作を踏襲しつつ、食材をカラフルに色付けするユニコーンフードやベジタリアン向けレシピ、料理写真をSNSにアップして“いいね”をもらうなど、今の時代に合わせた要素も見られる。とはいえゲームプレイそのものの目新しさはあまりなく、新作としての期待に応えられているかと言われると微妙なところ。権利元は販売元に契約解除を通告しており、幻の作品となってしまうのかも。
by. Taijiro Yamanaka

 

知らん運命に巻き込まれ、叱られる

森で木とか切ってたら急に「敵の予備動作を見切って避けてえなあ」という気分になったので、久々に『Hollow Knight』を起動しました。電車通勤していたころはコンスタントにプレイしていたんですが、最近はめっきり遠のいていたのです。

ハロウネストであった思い出を書き出せばきりがありません。「吸血生物が蠢く地下水路を進んでいったら陽気なフンコロおじさん登場」とか、「夢幻の世界で光り輝く何者かに導かれていったら現実で蛾のばあさん(?)に叩き起こされる」とか、目眩がするような出来事の連続です。何よりも驚くのは、どれも「物語」として頭に入ってこないこと。すべて「自分の身に起きたこと」として感じられるのです。見たことない場所に踏み入ること、思いがけないところで他者に出会うこと、そのすべてを日誌につけたくなるほど忘れがたい体験に満ちています。現実でどんなことがあっても、美しいゲームさえあれば生きていけると改めて感じました。

偉そうなことを書きましたが、お察しのとおりまだまったくの序盤です。蛾に叩き起こされたら全然知らんところにいて泣きそう。
by. Yuki Kurosawa

 

魔物娘と不思議な冒険

今週はCBTに参加したりする傍ら、ライブラリに眠っていた『魔物娘と不思議な冒険~力の宝珠と帰還の塔~』を遊んでいました。本作は、ねことかげ氏の開発したローグライクダンジョンRPG。敵としてスライム、サキュバス、フェアリーといった魔物娘たちが登場し、彼女たちを勧誘して仲間にし、共にダンジョン攻略に挑めるシステムが搭載された作品です。

障害であるのと同時に味方でもある魔物娘たちに対して力が入れられている一方、それだけでは終わらずローグライクダンジョンRPGとしてのベースもしっかり作られており、積んだ状態で終わるには惜しい1作でした。最初の大きな目標を達成したあとには、持ち込みや仲間の可不可、100階を超える深淵へと挑むダンジョンなど、同ジャンルの作品に求められるバリエーションも用意されていて、やり応えも十分。魔物娘があまり性癖に刺さらない人種のプレイヤーにとっても、ローグライクダンジョンRPGらしい面白さに満ちた作品でした。
by. Keiichi Yokoyama

 

看板とか見ちゃうよね

遅ればせながら今週ようやく『ファイナルファンタジーVII リメイク』をクリアしました。ちなみに僕、原作未プレイだったりします。世代でないってわけでもないのですが、ひねくれていたのか。学生の時分は、比較的マイナーな作品ばかりプレイしていたもので。そんな僕でも『FF7R』はめちゃくちゃ楽しめました。ストーリーはもちろん、ミッドガルの作り込みがちょっと狂気を感じるレベルで、終始圧倒されっぱなし。あまりに面白かったので、クリア後には原作までプレイしちゃいました。ほんとに感無量。

ちなみに旅の最中には、スクリーンショットを撮りまくりました。なんせミッドガルの街並みが綺麗なもんで。そこでふと、なぜそう思うのか考えてみたのですが、やはり細かなオブジェクトの存在は大きいと思います。前に『バイオハザード RE:3』を遊んだ時も思ったのですが、ゲーム中にあるオブジェクトって世界に広がりを持たせるうえでも超重要な役割を果たしていないでしょうか。『FF7R』ではその大小を問わず、ゲーム中に目に入るものすべてにストーリーが詰まっている。そのうえ街全体が生きているんですよね。やっぱり神は細部に宿っている。
by Nobuya Sato

 

しまいには勝手にイスから降りだす

相変わらず『あつまれ どうぶつの森』に夢中。ゲーム自体は楽しく遊んでいるのですが、Joy-Conドリフト現象が深刻化してきました。Joy-Conドリフトとは、アナログスティックに触れていないのに勝手にスティック操作がおこなわれる現象です(関連記事)。我が家のJoy-Conはふたつともこの現象が起こっております。これまではさほど気にならなかったのですが、長時間遊ぶ上に、3Dスティックをがっつり使い、かつちょっとした入力が反映されるゲームということもあり、かなり気になります。

具体的にうちのJoy-Conの場合だと、勝手に上に進んでいきます。ひどい時は、かなりの速度で進みます。たまに左の時もあったり、ドリフトしない時もあります。スティックをガチャガチャとするとなおる時もあったり。規則性を見つけられないので、ハンドリングもできない。『あつまれ どうぶつの森』では、ただ突っ立っていたい時もあるのですが、そういう時に勝手に動いたり、リアクション中にドリフトしてリアクションがキャンセルされたり、なんといいますか、絶妙にJoy-Conドリフトとの相性の悪さが出てしまっている感じです。買えば済むという話ではなく、新品でもドリフトする可能性があります。Joy-Con自体はデザイン・機能ともにすばらしいので、ドリフトしないJoy-Conが発売されるといいなあと願っております。
by. Minoru Umise

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