『ゼンレスゾーンゼロ』最新アプデ後にひっそりと、ネコの睾丸が揺れるように。なぜ

HoYoverseは3月12日、『ゼンレスゾーンゼロ』Ver.1.6「忘却の廃墟にて」をリリースした。新たなエージェント、ストーリー、エリア、イベントなどの実装が目玉となる本アップデートで、「ネコの睾丸が揺れるアップデート」がひそかに実装されたとReddit上で話題となっている。MP1stなど一部の海外メディアが報じた。
『ゼンレスゾーンゼロ』はmiHoYoが開発し、日本ではCOGNOSPHERE(HoYoverse)が運営するアクションRPGである。世界の文明がホロウと呼ばれる異常な空間に飲み込まれ崩壊した中で、ホロウ内で採れるエーテルという物質を資源として繁栄している現代的な都市「新エリー都」が舞台となっている。主人公は新エリー都で暮らす兄妹アキラとリン。表向きはレンタルビデオショップを営む2人だが、裏ではホロウに入る人々を遠隔サポートするガイド役「プロキシ」として活動しており、案内用の小型ロボットに感覚を同期させてエージェントと呼ばれるキャラクターたちと冒険する。
今回話題となっているのはそんな『ゼンレスゾーンゼロ』に登場するネコの睾丸である。本作は以前も「ネコの金玉が超でかいのでは」と熱視線を注がれたことがある(関連記事)。今回最新アップデートにて、そんな注目の的であったネコの睾丸にjiggle physics、つまり物体を揺らす物理演算が実装されたという報告が寄せられている。
海外掲示板Reddit上に共有された映像では、本作に登場する街のひとつ「ルミナスクエア」にて、プレイヤーが操作するキャラが歩くネコを追いかけている。スロー再生で確認すると、たしかにネコの身体の動きに合わせて睾丸も揺れ動いているように見える。弊誌でも確認したところ、ルミナスクエアを行きかうネコの睾丸はしっかりと揺れていた。

ちなみに公式Webサイトに掲載されたVer.1.6「忘却の廃墟にて」のアップデート詳細には、「『ルミナスクエア』の通行人の表現を改善しました。『ルミナスクエア』における通行人の表現のバリエーションがより豊富になります。」という項目がある。過去のバージョンと厳密に比較したわけではないものの、弊誌が確認する限りでは、睾丸の揺れはこのアップデートでルミナスクエアに歩く犬猫のNPCが追加されたことに伴うものである可能性がある。

ネコが歩く際、揺れるべきものは何であれ揺れるようにする。アップデート後のネコの睾丸には『ゼンレスゾーンゼロ』の細部まで行き届いた表現へのこだわりが垣間見える。ルミナスクエアへ立ち寄る際には、歩くネコ、そしてその後ろ姿をじっくり見つめてみてはいかがだろうか。
『ゼンレスゾーンゼロ』はPC(HoYoPlay/Epic Gamesストア)/PS5/Android/iOS向けに基本プレイ無料で配信中。3月12日のアップデートから4月2日まで、音動機の復刻ガチャとして「揺れ動く共振」を開催中だ。