『ディスコ エリジウム』開発元の新作RPG『ZERO PARADES』正式発表。“失敗しまくり”スパイ活動、いかに立ち直るかを楽しむゲーム
ZA/UMは8月20日、スパイRPG『ZERO PARADES』を正式発表した。

デベロッパーのZA/UMは8月20日、『ZERO PARADES』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
本作は、スパイRPGだ。CRPGと標榜されており、ダイスロールなどに基づいて進むゲームプレイが特徴となる模様。なお開発を手がけるZA/UMは、CRPG『ディスコ エリジウム』の開発元として知られるスタジオだ。

本作の舞台となる都市では、文化・イデオロギーを巡る三つ巴の闘争が巻き起こっているという。主人公のHershel Wilkは、コードネーム「CASCADE」と呼ばれるスパイだ。過去にチームを壊滅させたトラウマに苛まれるなか呼び戻され、謎の任務に駆り出されるという。
本作では「成功よりも失敗の方がはるかに多くなる」そうで、どのように立ち直るかが重要になるという。思い通りにならないダイスロールの目を、アドリブで切り抜けていくゲームプレイが展開されるようだ。また他国のテクノ・ファシストや心臓の代わりに箱を持つ男といったクセのある人物たちも登場するそうで、独特な世界観も持ち味となりそうだ。
本作は3月にプロジェクト『C4』として紹介されていたが(関連記事)、このたび『ZERO PARADES』として正式発表に至った。ゲームプレイ映像も披露されており、順調に開発が進んでいるようだ。なおZA/UMは『ディスコ エリジウム』の発売後、スタジオ内部での係争が次々と報道されてきた(関連記事)。一部スタッフは離脱していることもあり、『ZERO PARADES』にどのようにスタジオの持ち味が受け継がれているかも注目される。
『ZERO PARADES』はPC(Steam)向けに開発中。