オープンワールド狩猟ゲーム『Way of the Hunter』売上100万本を達成。発売から約3年でついに

THQ Nordicは6月10日、Nine Rocks Gamesが手がけたオープンワールド狩猟ゲーム『Way of the Hunter』の売り上げが100万本を突破したと発表した。本作は、PC（Steam/Epic Gamesストア/GOG.com）/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中。

本作は、アメリカやヨーロッパの広大なオープンワールドの環境でリアルな狩猟を体験できる作品だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『Way of the Hunter』は、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応。大自然を舞台にしたオープンワールドのマップが収録され、プレイヤーはそこに生息する野生動物の痕跡を追いながら狩りをおこなう。銃器や装備には実在メーカーからライセンスを受けたアイテムが用意され、銃器にはリアルな弾道と銃弾物理シミュレーションが採用。狩った動物の肉を売って、新たな装備などを購入することができる。

本作は、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに2022年8月にリリースされ、当時Steam版の最大同時接続プレイヤー数が1万人に迫るなど上々の滑り出しを記録。プレイヤーからは、美しいグラフィックと共に表現されたリアルな狩猟体験などに対し好評の声が寄せられた。

一方で、難易度の高さや一部システムの不備、不具合などにより、当初全体的な評価としては伸び悩み、その後開発元は随時改善を進めることに。そして本稿執筆時点で、Steamのユーザーレビューが約6600件のうち80%が好評とする「非常に好評」ステータスとなるなど、評価を盛り返すことに見事成功した。

そして今回、本作の売り上げが100万本を突破したことが発表された。発売から約3年を経ての大台達成である。開発元は、ミスを犯したこともあったが、プレイヤーのフィードバックのおかげで迅速に対応できたとコメント。また、これまでには無料アップデートやDLCを多数配信し、新規のマップや動物、武器、車両などを追加してきたことにも触れている。そうした開発元の継続的なサポートもあって、着実に売り上げを伸ばしてきたのだろう。

なお今回の発表にあわせて、DLC「Night Hunting Pack」を海外時間6月11日に配信することも明らかにされた。プレイヤーから多くの要望が寄せられていたという夜間の狩猟体験を実現するコンテンツとなり、ナイトビジョンなどの専用のアイテムも用意されるようだ。

『Way of the Hunter』は、PC（Steam/Epic Gamesストア/GOG.com）/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中。PC（Epic Gamesストア）およびXbox Series X|S版では、現在50%オフセールが実施されている。