マルチプレイ廃病院探索ホラー『UNDERWARD』大型アプデは9月24日リリースへ。新モード追加のほか、“落とし穴”などB級ホラー風ギミックなどもてんこ盛りで登場

インテンスは9月2日、『UNDERWARD』のアップデート情報を公開。超大型アップデートと謳われる9月24日の更新では、新モードや各種ギミックなどが追加されるようだ。

インテンスは9月2日、『UNDERWARD』のアップデート情報を公開した。9月24日に、超大型アップデート「UNDERWARD: LASTBOSS, Genius Gyaru Doctor」が配信予定。全6階層のクリアを目指す「CHAOS」や、B級ホラー的な要素の追加などが予定されているそうだ。

『UNDERWARD』は、地下廃病院で実験体モンスターを回収する、最大4人協力プレイ対応のホラー探索ゲームである。本作でプレイヤーは調査員となり、機関の指定に従って地下廃病院を探索、危険に満ちた地下廃墟から、実験体のカプセルを回収する。各階層を探索し、カプセルをエレベーターまで運搬しながら、深部を目指していくのだ。

ただしランダム生成された地下廃病院内には、モンスターやトラップが存在している。回収対象である培養カプセルの運搬時には大きなノイズが発生し、敵をおびき寄せてしまうという。そこで本作では、慎重に危険を回避したり、複数人で勢いよくカプセルを運ぶ「連結運搬システム」を活用したりなど、状況やプレイスタイルにあわせて危険と対峙。地下廃墟での任務を進めていく。要素としてはセクシーナースモンスターが登場。近距離ボイスチャットや、ソロプレイから最大4人でのオンラインマルチプレイに対応している点も特徴だろう。なお本作はインテンスが開発し、2025年2月にリリース。記事執筆時点では、Steamのユーザーレビュー526件中70%の好評率となっている。

9月24日に配信予定の超大型アップデート「UNDERWARD: LASTBOSS, Genius Gyaru Doctor」では、まず新モード「CHAOS」が導入される。同コンテンツは全6階層のクリア型コンテンツとされている。「CHAOS」ではこれまでの廃病院に加えて、廃ビル、工場、サイバーパンクと呼ばれる3種類のマップが新登場。各マップには複数のバリエーションも用意されており、ランダムで登場するのだという。さらに最終層ではラスボスも存在。新マップを含むランダムな階層のクリアを目指して、各階層を探索していくのだろう。

また同アップデートでは、新たな敵やユニークな仕掛けなどが多数追加。B級ホラー的なパニック感やみんなで騒げるパーティーゲーム的な要素が強まるという。ルール設定機能も追加され、ゲームルールの調整が可能になる。スクリーンショットを見る限り、制限時間、敵の復活の有無、救出可能時間の設定、リスポーン、ソロプレイ用の残機設定などが可能。制限時間を長くして時間を気にせず進めるようにしたりなど、プレイスタイルにあわせた設定で幅広いプレイヤーが遊びやすくなるようだ。アップデートによって、コンテンツと遊びやすさが拡充されるのだろう。

UNDERWARD』は、PS5/PC(Steam)向けに配信中だ。価格はSteam版は税込890円、PS5版が税込1430円。アップデートは無料であるものの、配信にあわせてSteam版の価格改定が予定されており、890円から1190円に値上げとなるそうだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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