ゴルフ場建設・運営シム『Under Par Golf Architect』発表。作ったゴルフ場は自らプレイしてお試し、豪華リゾート化しつつ大繁盛を狙う

デベロッパーのBroken Arms Gamesは3月5日、ゴルフ場運営シミュレーションゲーム『Under Par Golf Architect』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|SおよびiOS/Androidで、2025年内に配信予定。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。
本作は、ゴルフ場をいちから建設し運営しながら、ビジネスを拡大させていく作品だ。ゴルフをプレイできる要素も用意される。
『Under Par Golf Architect』にてプレイヤーは、ゴルフ場を建設して会員を獲得し、彼らの満足度を高めるよう管理する。そうして収益を高めながら、ゴルフ場をさらに発展させていくことを目指す。ゴルフ場の建設は、何もない荒地を整地するところから始め、その後フェアウェイやグリーン、バンカーなどを配置しながら、各ホールを形作っていく。
ひととおりコースが完成すると、実際にゴルフをプレイしてレイアウトの検証をおこなう。ポイント&クリック式のシンプルなシステムでプレイでき、各ホールのパー設定も考慮しつつ、手応えがあり会員に満足してもらえる設計になっているか確かめるのだ。また、ティーイングエリアをクリックすると、自らプレイせずシミュレーションにより検証することも可能である。
ゴルフ場にはコースだけでなく、練習施設やレストラン、バー、プールなども建設可能。そうした施設にてサービスを提供することで、会員の満足度を保ちつつ、さらに収益を上げることができる。また本作には、従業員を雇用・育成する要素も存在し、彼らのスキルや能力を強化すれば、高いレベルのサービスと円滑な運営が可能になるとのことだ。
ゴルフ場や施設の建設などにはコストがかかるため、運営しながら少しずつ改善させていく流れとなるだろう。統計分析ツールが改善点の特定に役立つ。また、一流のゴルフリゾートへと発展させていくうえでは、訪れる会員や特別な顧客の好みを把握し、周囲の景観にまで気を配ることが求められるという。
本作の開発元Broken Arms Gamesは、イタリアに拠点を置くインディースタジオだ。これまでには、ワイナリー運営シミュレーションゲーム『Hundred Days – Winemaking Simulator』を2021年にリリース。モチーフに沿ったこだわりの表現を取り入れつつ、比較的取っつきやすいシミュレーション要素を採用し高い評価を獲得した。『Under Par Golf Architect』でも、同作での経験が活かされている模様である。
『Under Par Golf Architect』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS5/Xbox Series X|SおよびiOS/Android向けに2025年内に配信予定だ。