ヘンテコ博物館経営シム『ツーポイントミュージアム』大型アプデでまさかの『Vampire Survivors』とコラボ。ドット絵ニンニクや棺桶を展示
セガは10月16日、『ツーポイントミュージアム』向けに大型アップデートを配信。本アップデートでは、『Vampire Survivors』とのコラボが実施されている。

セガは10月16日、ヘンテコ博物館経営シミュレーションゲーム『ツーポイントミュージアム』向けに大型アップデートを配信した。この中で、なんと『Vampire Survivors』とのコラボが実施されている。本作はPC/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。
本作は、独自の博物館を建設・運営するシミュレーションゲームだ。プレイヤーは駆け出しの学芸員となり、博物館のデザインから管理までをおこなう。展示物にはさまざまなテーマのものが存在し、探索チームを世界中に派遣して発掘することで入手可能。個性的な文化財も用意され、自由に配置して展示できる。その中では、来館者を満足させたり、展示物を保護したりなどの管理も求められる。

『ツーポイントミュージアム』は今年3月より発売され、セガ傘下の開発元Two Point Studiosはその後も開発を続けコンテンツを拡充させている。その中では、意外な人気インディーゲームとのコラボも実施されており、今年9月のアップデートでは魚釣りアドベンチャーゲーム『DREDGE』とコラボ。そして今回は『Vampire Survivors』とタッグを組むこととなった。
『Vampire Survivors』は、ローグライク要素のある見下ろし型視点アクションゲームだ。プレイヤーは四方八方から迫り来る多数の敵と戦い、経験値を貯めて装備やアップグレードを入手しながら、敵の波状攻撃に立ち向かう。同作は非常に高い評価を獲得しており、サバイバー系と呼ばれるフォロワー作品を多数生んでいる。

今回配信された大型アップデート6.0では、『Vampire Survivors』のステージである「狂乱の森」「象眼の図書館」「マグナ礼拝堂」をモチーフにした3つの調査地点が、デジバースの遠征マップとして追加。それらの調査を通じては計10種類の展示品を入手でき、ドット絵風に描かれたニンニクや棺桶、燭台、コウモリなどを展示できるようになるようだ。
また、展示室を「狂乱の森」や「象眼の図書館」風にできる壁紙や床材といった装飾アイテム、およびカフェで提供できるトリ肉のキャセロールも追加。『Vampire Survivors』のアイテムを従業員に装備できる要素も導入され、以下のトレイラーでは聖水を撒くなどの様子が見られる。さらに、同作のプレイヤーキャラクターのひとりである「ポー」が、VIPとして来館するようになるという。
なお、アップデートではこのほかにもQoLの改善やバグ修正なども実施されている。詳しくはパッチノートを確認してほしい。
『ツーポイントミュージアム』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中だ。また、Nintendo Switch 2向けダウンロード版が10月29日に、同パッケージ版が12月4日に発売予定となっている。