『空の軌跡 the 1st(ザ・ファースト)』“群像劇押し”の最新映像お披露目。仲間たちの姿が「星の在り処」と共に

日本ファルコムは8月8日、『空の軌跡 the 1st(ザ・ファースト)』の最新プロモーショントレイラーを公開した。

日本ファルコムは8月8日、『空の軌跡 the 1st(ザ・ファースト)』の最新プロモーショントレイラーを公開した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS5/PC(Steam)で、9月19日に全世界同時でのリリースを予定している。

『空の軌跡 the 1st』は、『軌跡』シリーズ第1作『英雄伝説 空の軌跡 FC』のフルリメイク版。「導力」と呼ばれるエネルギーが発展した、ゼムリア大陸の南西部「リベール王国」が舞台だ。主人公は「地域の平和と民間人の保護」を理念に掲げた「遊撃士(ブレイサー)」を目指す少女エステルで、父・カシウスの失踪をきっかけに、義弟ヨシュアとともに王国各地を巡る冒険にくり出すストーリーが描かれる。

バトルは近年のシリーズ作『黎の軌跡』『界の軌跡』を踏襲した、フィールド上で攻撃や回避を駆使する「クイックバトル」と、毎ターンごとに敵味方の行動順や位置取りを考える「コマンドバトル」2つの戦術をリアルタイムに切り替えていく。「ブレイブゲージ」という要素が存在しており、クイックバトルではゲージ消費で「コンビアタック」、コマンドバトルでは「チェイン」「バースト」といった仲間との協力攻撃が可能だ。さらに「戦術オーブメント」にクオーツと呼ばれる結晶回路を組み込むことで、キャラクターの能力を強化したり、さまざまな導力魔法を使えたりするのも特徴。

今回公開されたプロモーショントレイラーでは、高い人気を誇る主題歌「星の在り処」がバックで流れ、エステルやヨシュアの仲間が紹介。たとえばカシウスの弟子でサバサバとした姉御肌の「シェラザード」、自称・漂泊の詩人の胡散臭い演奏家「オリビエ」といった個性豊かなキャラクターが群像劇のように映し出されており、発売への期待をかき立てる映像となっている。

空の軌跡 the 1st』は、Nintendo Switch/PS5/PC(Steam)向けに2025年9月19日発売予定。通常版の価格はパッケージ版・ダウンロード版ともに税込8800円、「英雄伝説 空の軌跡 the 1st ブレイサーBOX」は税込1万5400円。初回特典/プレオーダー特典としては、DLC衣装「エステルぐるみ/ヨシュアぐるみ」が同梱される。

Yuuki Inoue
Yuuki Inoue

RPGとADVが好きなフリーのゲームライター。同人ノベルゲームは昔から追っているのでそこそこ詳しい。面白ければジャンル問わずなんでもプレイするのが信条。

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