巨獣の背中街づくりシム『The Wandering Village』7月17日正式リリースへ、Switch/PS5/PS4版も同時リリース。 終末世界を放浪する巨大生物と一緒に生きる

Stray Fawn Studioは5月20日、コロニー運営シミュレーションゲーム『The Wandering Village』PC/Xbox版を7月17日に正式リリースすると発表した。正式リリースにあわせてNintendo Switch/PS5/PS4向けにも配信開始される。

デベロッパーのStray Fawn Studioは5月20日、コロニー運営シミュレーションゲーム『The Wandering Village』を7月17日に正式リリースすると発表した。本作は現在PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S/Xbox One向けに早期アクセス配信中で、正式リリースにあわせてNintendo Switch/PS5/PS4向けにも配信開始される。

本作は、終末世界を放浪する巨大生物の“背中の上”で街づくりに挑むシミュレーションゲームだ。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『The Wandering Village』の舞台となるのは、猛毒の胞子を放つ謎の植物が地球全体に繁殖した世界。生き残った人々は、そんな世界を放浪している超巨大な生物オンブの背中の上に身を寄せている。プレイヤーは生存者たちのリーダーとして、背中の上に広がる土地に集落を築きつつ、オンブと共に生き延びることを目指す。

集落では、住民に食料や住居、娯楽を提供するために、生産チェーンを計画して最適化。旧世界の遺物には、長い間忘れ去られていた知識が隠されており、発掘することで新たな技術を研究できる。なお、オンブの背中の上はそれなりの広さがあるものの、限られたスペースを効率的に活用することが重要だ。

オンブは世界を放浪しており、訪れた土地の気候や脅威の影響を集落も受けることになり、プレイヤーはそれらへの対応も求められる。また、住民とオンブとの関係性も大きな要素として存在し、オンブに配慮を示し共生関係を築くも、寄生者として集落の発展だけに注力するもプレイヤー次第となる。

本作は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S/Xbox One向けに2022年9月に早期アクセス配信が開始。本稿執筆時点で、Steamのユーザーレビューでは約5400件のうち90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得するなど高い評価を得ている。また、リリースから約半年で20万本を売り上げており、セールス面でも好調だ。

これまでに配信された大型アップデートでは、新たなゲームメカニクスやイベントを含む海洋・遺跡エリアの追加、ストーリーモードへのクエストや最終目標などの追加、住民管理の改善や研究システムの再構築など経済システムの再構築、また貿易や寄生虫要素、新たな建物や資源といったコンテンツの追加などが実施されてきた。


『The Wandering Village』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S/Xbox One向けに早期アクセス配信中。そして7月17日に正式リリース予定だ。正式リリースにあわせてNintendo Switch/PS5/PS4向けにも配信開始される。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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