ヤケクソ少女異界サバイバルホラー『Silly Polly Beast』10月29日配信へ。不運すぎて異界に落ちた少女の、銃乱射スケボー逃避行

Top Hat Studiosは10月15日、異界サバイバルホラーシューター『Silly Polly Beast』を10月28日に配信すると発表した。

パブリッシャーのTop Hat Studiosは10月15日、インディー開発者のAndrei Chernyshov氏が手がけるサバイバルホラーシューター『Silly Polly Beast』を10月28日に配信すると発表した。日本時間では10月29日午前0時に配信予定で、対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。

本作は、異界を舞台にした物語主導のシューター作品だ。ゲーム内は日本語表示に対応。ちなみに、Steamでは『バカなポリーは鬼となって』という日本語タイトルが付けられている。

『Silly Polly Beast』の主人公は、ポリーという名の少女だ。悪夢のようだったという孤児院を抜け出した彼女は、とある事件の容疑者として警察に追われる身に。そんな逃亡の最中に、彼女は誤って井戸の底へ落下し、不気味な異界に迷い込んでしまう。そしてポリーは、出会った囚われの存在と契約を結び、指定された3体の悪魔を狩って異界から脱出することを目指す。

本作は、見下ろし型視点とサイドビューが場面によって切り替わるスタイルが採用。ステージでは異形の怪物が徘徊しており、銃を駆使して戦う。銃には拳銃やショットガンが存在し、弾は敵を倒すなどした際に入手できる。ほかに、スケボーを近接武器にすることもでき、弾切れ時に活躍するが、スタミナを消費するため立ち回りが重要となるだろう。またステージには、スケボーで滑って進むパートも用意されているようだ。

ステージを探索する中では、古代の禁断の呪文を習得し、それを利用して進む場面が存在する。たとえば、ポリーに黒い翼が生えて宙に浮かぶという呪文があり、初期装備である悪魔の拳銃を撃った反動によって浮いたまま移動可能。特定の場所へ到達するために利用することになり、その際には途中でトラップを避けながら、落下しないようにうまく弾を補充していくなど、ちょっとしたパズル要素が用意されていることもある。

このほか、ポリーは任意の操作で着用しているパーカーのフードを被ることが可能。通常の世界では、自らを捜索する警察に見つからないように、顔を隠すために利用する。異界においても、異質な存在である彼女への監視の目を避けるためにフードを被ることが求められ、ステルスプレイのような要素となっている。

『Silly Polly Beast』は、PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに10月29日配信予定。また、Steamでは体験版が現在配信中だ。体験版は昨年10月に配信開始され、非常に高い評価を得ている。本作に興味のある方はまずはそちらを試してみると良いだろう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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