『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』には運要素だいぶ削った「チャンピオンシップルール」がある。運では勝てない、“パーティーガチ勢”モード

任天堂は9月24日、『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』の新たな紹介映像を公開した。このなかではスゴロクモードの運要素を減らした新たな遊び方「チャンピオンシップルール」が収録されることが明かされ、注目を集めている。

任天堂は9月24日、『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』の新たな紹介映像を公開した。このなかではスゴロクモードの運要素を減らした新たな遊び方「チャンピオンシップルール」が収録されることが明かされ、注目を集めている。

本作は、『マリオパーティ』シリーズの最新作だ。Nintendo Switch向けに10月17日に発売予定。本作の舞台となるのは巨大なリゾートアイランドだ。シリーズ史上最多とされる110種類以上のミニゲームが収録され、Joy-Conを振ったり傾けたりと体をつかったミニゲームも用意。またスゴロクモードでは5つの新作ボードと2つのリメイクボードが登場する。ソロプレイやフレンドとのプレイのほか、オンラインランダムマッチで世界中の人と遊ぶことも可能だ。


このたび、発売の迫る本作の紹介映像が公開。このなかでは本作の新たな遊び方としてスゴロクモードに「チャンピオンシップルール」が用意されると明らかになり、注目を集めている。チャンピオンシップルールでは、最後にスターを一番多くもっているプレイヤーが勝利するという基本ルールは変わらないものの、細かいところがさまざまに異なるルールだという。

チャンピオンシップルールでは、たとえばスゴロクのターン数は12ターンで固定。また、スゴロク終了後の結果発表時に贈呈される「ボーナススター」は1つのみになり、スゴロク開始時にどの条件でボーナススターを貰えるかがあらかじめ発表されるそうだ。

過去のシリーズ作品において、基本的にボーナススターの条件は結果発表時に初めて明らかになる仕組みであった。複数の条件からランダムに選定されるため、たまたま満たしていたプレイヤーがまさしく“ボーナス”として獲得できるスターだ。スターの獲得競争で振るわなくとも、棚から牡丹餅的に優勝できる余地が残されるシステムだろう。一方チャンピオンシップルールでは、そんなボーナススターの獲得条件があらかじめ発表され、数もひとつに固定されるかたち。裏を返せば、スターを順調に獲得しても運次第で負けるといった可能性が抑えられるわけだ。


このほかにもチャンピオンシップルールでは、運要素を抑えるさまざまな調整がおこなわれる。スゴロク開始時にアイテムをひとつ選んで持って行けたり、ラッキーマスの効果がルーレットではなく2択で決める方式になったり、クッパマスでかならず1スターを奪われる仕様になったりするそうだ。またスゴロク内で購入できるアイテムの数には限りがあるという。公式説明いわく、効果が固定されているからこそ、どのようにスゴロクを進めていくかを考えるのが勝利のカギになるとのこと。より歯ごたえのある遊びを楽しめるモードになるようだ。

なおこれまでにも一部シリーズ作品では、設定次第でたとえばボーナススターの条件や数を固定することも可能であった。最新作『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』ではさらに一歩踏み込んで運要素を減らした遊び方が可能となる様子。パーティーゲームの定番ともいえる『マリオパーティ』シリーズながら、最新作では競技的にもプレイできるルールが盛り込まれるわけだろう。

ちなみに今回の紹介映像では、子どもやゲーム初心者でも楽しめるという、Joy-Conを使って遊べる3種類の体感モードも披露された。それぞれ協力あるいは対戦にて、体を動かしながら遊べるミニゲームになるようだ。幅広いプレイヤーが遊べるようなさまざまなモードが用意されている様子で、カジュアルな遊びでも真剣勝負でも楽しめるゲームとなりそうだ。紹介映像の内容は任天堂公式トピックスの記事でも解説されているため、興味のある人はチェックしておこう。

スーパー マリオパーティ ジャンボリー』はNintendo Switch向けに10月17日に発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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