『サブノーティカ2』公式、“プレイテストに当選した詐欺”に気を付けてと注意喚起。『エルデンリング ナイトレイン』でも発生報告、悪質フィッシング詐欺
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KRAFTONは2月11日、『Subnautica 2(サブノーティカ2)』について、現在“プレイテスト詐欺”の報告が寄せられていると報告。本作公式によれば、プレイテストについてSteamのDMで連絡を取ることは「決してない」としてコミュニティに注意を促している。
『サブノーティカ2』は、海洋オープンワールドアドベンチャーゲーム『サブノーティカ』シリーズの最新作だ。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Xbox Series X|S。Xbox Game Pass向けにも提供予定だ。日本語表示にも対応予定。同シリーズとしては2018年に『サブノーティカ』が、2021年に『サブノーティカ: ビロウ ゼロ』が発売。未知の海洋惑星を舞台に、拠点構築とサバイバルをおこないながら海底を探索するシリーズであり、ゲームプレイや美しくも危険な海底の表現などが、高い人気と評価を誇っている。
本作は『サブノーティカ』シリーズの最新作として2024年10月18日に正式発表された。2025年中に早期アクセス配信タイトルとしてリリースされる予定だ。そんな人気シリーズの続編ということで期待が高まっているところに、本作のプレイテストを騙り、ハッキングをおこなう攻撃者が現れているという。
本作公式によると、ハッキングの手口としては、Steamのダイレクトメッセージが利用されているとのこと。『サブノーティカ2』のプレイテストに当選したとして、リンクとともにメッセージが送られてくるそうだ。
実際にダイレクトメッセージが送られてきたユーザーからの注意喚起や報告もSNS上に寄せられている。リンクをクリックするとアカウントがハックされ、フレンド全員に同様のメッセージを送信してしまうという。この事態に対し本作公式は先述の投稿のなかで、プレイテストの参加資格を獲得した人に向けて、Steamのダイレクトメッセージを介して連絡を送ることは「一切ない」と強調。リンクを不用意にクリックしないように注意喚起をおこなった。
なおこうしたSteamのダイレクトメッセージにおける“プレイテスト詐欺”は、本作以外でもおこなわれているようだ。1月30日には、『エルデンリング ナイトレイン』のプレイテストに招待されたとして送られてきたリンクをクリックするとアカウントがハックされるという、同様の手口を用いた詐欺が横行しているとの報告が寄せられている。同作については、2月14日からネットワークテストが実施予定のため、誤解を誘う手口とみられる。ただし今回のネットワークテストはPS5/Xbox Series X|S向けにおこなわれ、Steamでの実施予定はない。またPS5/Xbox Series X|S版のテスト当落状況確認については公式サイト上で案内されているため、Steamのダイレクトメッセージが当落発表に用いられることはないだろう。
いずれにせよ、“プレイテスト詐欺”の被害報告が寄せられるなかで、今回『サブノーティカ2』公式から注意喚起された格好だ。本作に限らず、もしSteamのダイレクトメッセージでプレイテストへの招待リンクが送られてきても、公式からの情報を確認するなどして安易にリンクをクリックしないようにしたい。ちなみに「Playtest Invite」として送られてくるメッセージの下部にある「APP」から始まる数字が、詐欺メッセージではSteamストアページ上のゲームのIDと一致していないという。本来のIDと一致しているかどうかを確認するのも、判別に利用できるだろう。
『Subnautica 2(サブノーティカ2)』はPC(Steam/Epic Gamesストア/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに2025年早期アクセス配信予定だ。Xbox Game Pass向けにも提供される見込み。