基本プレイ無料・メカ少女3D対戦アクション『星の翼』PS5版、来年4月に発売延期へ。開発陣は「期間の見積もりが甘かった」と正直に反省
盛天ゲームは12月15日、オンライン3D対戦アクションゲーム『星の翼』について、PS5版のリリース延期を告知した。

盛天ゲームは12月15日、オンライン3D対戦アクションゲーム『星の翼』について、PS5版のリリース延期を告知した。2025年内のリリースを予定していたところ、2026年4月配信へと延期された。
『星の翼(Starward)』はメカ美少女を操作して戦う3D対戦アクションゲームだ。1対1または2対2で戦闘が展開される。プレイヤーキャラとなるのはメカに身を包んだ少女たち。サソリの尾のようなメカや翼のようなメカなど、個性豊かなメカと戦闘スタイルを備えた少女たちによる戦いが繰り広げられる。

本作は“GVGLike格闘ゲーム”と標榜されており、3D対戦アクションゲーム『機動戦士ガンダム VS.』シリーズからの影響が色濃くうかがえるゲームシステムが特徴。射撃や格闘コンボ、ブーストといったアクションを駆使してハイスピードなバトルが展開される。
本作は2024年4月よりPC向けに、加えて同年11月からはスマートフォン向けに、基本プレイ無料で配信開始されているタイトル。当初は中国国内のみに向けたサービスが展開されていたものの、その後アジアサーバーの開設や言語設定の追加により日本からも遊びやすくなっていた。また本作のコンソール版移植の可能性については、開発元の盛天ゲームは今年6月の公式放送にて、2025年下半期のリリースを目指していることを告知。一方で、今年9月にPS5版が正式発表された際には、具体的な配信時期は伏せられていた。
そんな本作PS5版について、このたび来年4月にリリースされることが発表された。これまで2025年内のリリースが予定されていた。発表に際して投稿されたコメントによると、延期の要因となったのは移植作業における経験不足だとされている。開発チームにとって初めての家庭用ゲーム機プラットフォーム向け移植であるといい、開発期間を楽観的に見積もってしまったと話している。現在メインの開発作業は完了しており、残りの一部の開発作業について最終確認を進めているとのこと。開発チームはユーザーに謝罪するとともに、来年4月にPS5版でユーザーを迎えられることに期待を膨らませている。
この発表について、ユーザーからはおおむね好意的に受け止められている様子。延期における非を認めて正直に報告し、計画に間に合わせようと無理にリリースするのではなく、きちんと完成させてから届けようとする姿勢がユーザーの支持を得ているようだ。
ところで、本作はSteamユーザーレビューにおいて、2853件中63%の好評率にとどまる「賛否両論」ステータスとなっており、評価面では苦戦も見られる。『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス』にも似た操作性・爽快なアクションなどが同作のプレイヤーたちからも定評を得ている一方で、おもにキャラクターバランスのインフレ気味な調整に不満が寄せられている。来年のPS5版のリリースによってさらなる人気を獲得できるかは注目される。
『星の翼』はPC(公式サイト/Steam/Microsoft Store)/スマートフォン(iOS/Android)向けに基本プレイ無料で配信中だ。PS5版は2026年4月リリース予定だ。
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