EA新作スケボーゲーム『skate.』新情報いろいろお披露目。柔軟キャラクリシステムや、“スケボー文化リスペクト”な豪華サントラなど公開

Electronic Arts/Full Circleは8月16日、今年発売予定の『skate.』について、新情報を公開した。本作の対応プラットフォームはPC（Steam/Epic Gamesストア）/PS4/PS5/Xbox SeriesX|S/Xbox Oneで、モバイル（Android/iOS）向けにもリリース予定。本作でのキャラクリエイト要素や、豪華なサウンドトラックについて明らかとなった。

『skate.』は、EAの傘下スタジオFull Circleが手がけるスケボーゲーム『Skate』シリーズの最新作だ。基本プレイ無料タイトルとなり、クロスプレイ・クロスプログレッションに対応予定とされている。サン・ヴァンステルダムを舞台に、物理演算による自由度の高いスケーティングアクションを楽しめる。現在は、招待制で開発バージョンでのクローズドテスト（Insider Playtest）が行われており、今年の夏終わり頃に早期アクセスを開始予定だ。

早期アクセスの開始が待たれるなか、開発チームは本作のSteamニュースにて「The Grind: Vol 5」を更新。新要素をお披露目した。

まずお披露目されたのは、本作でのキャラクリエイト要素。ゲーム起動時に行うキャラ作成では、身長や体型、顔の形といった基本要素から、普段の歩行時などのモーションも選択できるとのこと。キャラボイスの選択もあるようで、柔軟なキャラ作成が行えそうだ。

また、コスチュームやアクセサリー、スケートボードもカスタマイズ可能。都度課金してプレミアムスキンを購入することも可能だが、本作ではゲームプレイでの報酬獲得で十分なスキンの開放ができるとのこと。

ゲーム内で挑戦可能なチャレンジやミッションをクリアすると、「Rip Chips」と呼ばれるゲーム内通貨を獲得。Rip Chipsを使用して、コスチュームや、スケートボードのデッキや車輪、グリップテープなどを購入できる。また、Rip Chipsを獲得するごとにプレイヤーの「Rip Score」というパラメータが上昇。さらに多くのアイテムが追加されていくという。Rip Chipsはゲームプレイを通じてのみ獲得可能なため、課金でのプレミアムスキンとはまた違った価値があるというわけだ。

次に発表されたのは、本作のサウンドトラック。本作のサウンドトラックは100曲を収録。なんと実際のアーティストの楽曲を収録しているほか、アップデートによって楽曲も追加されるという。

また、収録アーティストの幅広さも注目ポイント。すでに判明しているだけでも、新進気鋭のハードコアパンク・バンド「Turnstile」や、ハードスタイルなラップが魅力のラッパー「Denzel Curry」、言わずと知れたファンクバンド「Earth, Wind & Fire」、アンダーグラウンドシーンの伝説「MF Doom」など、有名アーティストから注目の若手アーティストまでを取り揃えている。いずれもスケートカルチャーと馴染み深い音楽ジャンルを代表したアーティストであり、開発チームのカルチャーへのリスペクトがうかがい知れるだろう。

サウンドトラックは「DO A KICKFLIP!」、「SV Local Classics」、「Down Low Radio」という3つのプレイリストにまとめられている。さらに全プラットフォームのプレイヤー人気によって選定された「San Van Jams」というプレイリストも作成されるとのこと。プレイヤーがお気に入りに追加した曲も「Favorite」というプレイリストにまとめられるため、気に入った楽曲群を繰り返し聴くことも可能だ。また作中のさまざまな場所で流れる音楽を発見し、新しいサウンドトラックとして収集できるという。探索が一層はかどるだろう。

さらに、記事では本作のシーズンシステムについても言及。約3か月おきに配信されるシーズンアップデートにより、限定コンテンツやイベント、サウンドトラックの更新が行われるという。。また、シーズンパスとして「skate.Pass」が導入される。skate.Passでは、有料または無料で利用可能な各種チャレンジやリワードが用意されるとのことだ。シーズンシステムについては次回のニュース更新にて詳細が発表される予定で、続報にも期待される。

『skate.』はPC（Steam/Epic Gamesストア）/PS4/PS5/Xbox SeriesX|S/Xbox One向けに、2025年夏の終わりごろ早期アクセス開始予定だ。モバイル（Android/iOS）向けにもリリース予定。