『シヴィライゼーション VII』次回アプデではゲーム終了後の「あと1ターン」がついに実装へ。クリア後も心置きなくやりこめるように
2Kは4月9日、Firaxis Gamesが手がける『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』の次回アプデを4月22日に配信すると発表。アプデでは、「あと1ターン」やチームマルチプレイが追加予定だ。

パブリッシャーの2Kは4月9日、Firaxis Gamesが手がけるストラテジーゲーム『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』(以下、Civ7)の次回アップデート1.2.0を4月22日に配信することを発表した。対応プラットフォームは、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One。次回アップデートでは、同シリーズでお馴染みであるゲームクリア後の「あと1ターン」や、チームマルチプレイなどが追加予定だ。
本作は、『シドマイヤーズ シヴィライゼーション(Sid Meier’s Civilization)』シリーズの最新作だ。プレイヤーは指導者として国家を導く。歴史を形作る中では、都市の建設や、技術革新による文明の発達が可能。またほかの文明を征服したり同盟を結んだりするといった戦略的な外交もできる。またオンラインマルチプレイにも対応し、クロスプレイが可能だ。

次回アップデートで追加予定の「あと1ターン」とは、同シリーズにおいて、ゲーム終了後に楽しめるモードである。『Civ7』のゲーム終了後、本稿執筆時点ではリザルトの確認と終了を選ぶ以外の選択肢は用意されていない。次回アップデートにて、これまでと同様の仕組みであれば、「あと1ターン」という選択肢が現れる見込みだ。この選択肢を選ぶことで、ゲームが終了したのにも関わらず、そのままプレイしていたマップでゲームを続けることができる。
たとえば、ロケットを打ち上げて科学勝利を果たしたものの、もう一方で進めていた制覇勝利が目前、マップのすべてを自文明の色に染め上げることができる、といった状況のときに、自己満足で楽しむためのモードだ。「ゲームに勝ったけど、やり切っていなくて何かもやもやする……」という気持ちを解消できるだろう。なお、次回のアップデートでは「近代」のゲーム終了時のみ「あと1ターン」を選ぶことができるが、将来的には「古代」「探検の時代」だけをプレイする際も選択できるようになるそうだ。

そして、前作でも用意されていたチームマルチプレイヤーモードが、次回アップデートで実装される。本モードは、複数のプレイヤーがチームに分かれて対戦するモードだ。同じチームのプレイヤーは、それぞれが探索したマップの箇所やほかの指導者との関係を共有。そして、チーム内の誰かが勝利条件を達成したときがチーム全体の勝利となる。ただし、テクノロジーや社会制度、レガシーパスなどは、それぞれのプレイヤーが個人で進めなければいけない。文明と指導者の特性や、敵チーム文明との位置関係で役割を分担すると面白いだろう。
そのほか、テクノロジー・社会制度で研究を選択する際、前提のノードも自動的に研究キューに含まれるようになった。また、ゲーム後半で食料の価値が低かった点も改善がおこなわれるようになるそうだ。
『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに販売中。次回アップデートは4月22日配信予定だ。