サイバーパンク・デッキ構築ローグライト『ゼロディビジョン』7月12日発売へ。暗黒サイバー都市で繰り広げられる連携戦略カードバトル

Astrolabe Gamesは6月28日、『ZERO DIVISION(ゼロディビジョン)』を7月12日にリリースすると発表した。サイバーパンク風の世界観をもつデッキ構築ローグライクゲームだ。

パブリッシャーのAstrolabe Gamesは6月28日、『ZERO DIVISION(ゼロディビジョン)』を7月12日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込1499円となる見込み。日本語表示にも対応予定だ。

本作は、サイバーパンク風の世界観をもつデッキ構築ローグライクゲームだ。舞台となる大都市ゼルズーラは、最終戦争の最中にAGI(汎用人工知能)が誤用されたことにより、消滅の危機に瀕していた。大企業によって、都市部の廃墟と化した地域は閉鎖。表向きは市民の保護を名目にしているが、その実企業は閉鎖区域の貴重な物資をこぞって入手しようと考えているようだ。プレイヤーはクルーを編成して、そんな閉鎖区域への遠征をおこなうことになる。


本作にてプレイヤーはガーディアン、アサルト、スペシャリストの基本タイプに分かれた9人のメンバーから、3人のクルーを選んでパーティーを構築。ガーディアンは敵の攻撃を引きつけ、味方を回復したり守ったりできる。アサルトは攻撃能力に長けており、スペシャリストはキャラごとにさまざまな特殊能力を備えている。基本タイプを3種揃えるスタンダードなパーティーを構築するのも、何かに特化したパーティーを作るのもプレイヤーの自由だ。

そうして構築したパーティーを率いて、プレイヤーは分岐の用意されたマップを探索。戦闘やショップ、イベントなどをこなしながらデッキを強化し、ボスの撃破を目指すのだ。なお本作の戦闘はターン制のカードバトルとして展開。3人のクルーがそれぞれ専用のデッキを備えており、戦闘開始時にはそれぞれ3枚の手札がドローされる。手札によって個性の違う3人のクルーのさまざまな能力を引き出しつつ、連携を意識しながら繰り広げられる戦闘が持ち味となっている。

なお本作ではマップから脱出することでリソース「ニーモシンセ」を獲得可能。カードの効果増強可能なクルーの「才能」のアンロックなどに利用できる。攻略が難しい場合は、ニーモシンセでパーティーを強化しながら進めるのもいいだろう。


本作を手がけるのはイギリス・ロンドンに拠点を置く個人デベロッパーのRobot Cat Games。デジタル・アナログ問わずストラテジーゲームの大ファンだそうで、奥深い駆け引き要素のあるリプレイ性の高いゲームを目指し、本作を手がけているとのこと。デッキ構築ローグライトゲームのような分岐のあるマップにて、何度も繰り返し楽しめるゲームとなりそうだ。

『ZERO DIVISION(ゼロディビジョン)』はPC(Steam)向けに7月12日にリリース予定。価格は税込1499円となる見込みだ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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