大ヒット殺伐オープンワールドFPS『S.T.A.L.K.E.R. 2』PS5版、11月20日にリリースへ。立入禁止区域ハードコアサバイバルがついにPS5で
セガは8月22日、サバイバル・ホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』のPS5版を11月20日に発売すると発表した。

セガは8月22日、GSC Game Worldが手がける『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』のPS5版を11月20日に発売すると発表した。本作はPC/Xbox Series X|S向けに昨年11月に発売されており、約1年を経てPS5向けにリリースとなる。
本作は、サバイバル・ホラーFPS『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズの最新作だ。主な舞台となるのは、チョルノービリおよびその周辺の立入禁止区域「ゾーン(The Zone)」だ。プレイヤーはストーカー(S.T.A.L.K.E.R.)と呼ばれる、一攫千金を狙う者たちのひとりとなって、貴重なアーティファクトなどを求め危険地帯に飛び込んでいく。プレイヤーは凶暴なミュータントや「アノーマリー」と呼ばれる存在などのほか、武装した派閥間の争いも切り抜けつつ、広大なオープンワールドを探索していく。

本作では空腹や喉の渇きといったサバイバルシステムがあるほか、銃器の耐久値が減れば修理が必要になるなど、ハードコアな要素が特徴。またワールド上には近づくだけで危険なアノーマリーが点在しており、慎重な移動が求められる。このほか敵クリーチャーやNPCたちの行動がシミュレートされる「A-Life 2.0」システムも持ち味となっており、ワールドを移動するだけでも思わぬ出会いや戦闘がプレイヤーを待ち受けている。
本作はPC/Xbox Series X|S向けに昨年11月21日に発売。長らく延期を経ていた『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズ待望の続編として瞬く間に人気を博し、発売から2日足らずで売上は100万本を突破した。なお本作はXbox/PC Game Pass向けにも提供されており、今年3月には累計プレイヤー数が600万人を超えたことも明かされていた。
今回そんな本作のPS5版が11月20日にリリースされることが発表された。PS5版ではDualSenseワイヤレスコントローラーのハプティックフィードバックやアダプティブトリガーに対応し、より高い没入感で本作を楽しめるという。またPS5版向けの予約特典として、新たな武器やコスチュームスキンが用意されるそうだ。
なお『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』に向けては継続的なアップデートが実施され、さまざまな点が改善・調整されてきた。2025年Q3・Q4のロードマップも公開されており、Unreal Engine 5.5.4へのゲームエンジンのアップデートや新たなアノーマリー、新ミッションなどの追加要素も実装予定だという。このほか本作に向けてはシーズンパス向けにも提供される2種類の拡張コンテンツが予定されており、今後の展開も注目されるところだろう。
『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに販売中だ。PC/Xbox Game Pass向けにも提供されている。PS5版は11月20日にリリース予定だ。